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第3話 『独白』

 それは表現することが困難なほどの驚愕だった。


 学内で殺人事件があったことを聞き、そしてその被害者が金本と知らされた時、私ははっきりと確信した。犯人は日村秋月だ、と。


 にしても、自分の考えた計画が、予想以上に良い方向へと展開してくれるのは、なかなか気分がいいものね。まさかここまで発展してくれるなんて、思いもよらなかったもの。事実を耳にした時には、開いた口が塞がらなかったわ。


 結局、金本が死んで日村が生き残るなんて大どんでん返しがあったけど、ほぼ九割方うまくいってたかしら? ま、結局は失敗したし、この計画は成功しなければ意味のないことだけど。お疲れ様、金本浩介。


 ただしこの事件にはまだ利用価値があるわね。あの憎ったらしい日村秋月をブタ箱へぶち込むことさえできれば。金本浩介を殺した犯人として日村秋月が捕まりさえすれば、私の目の届かない場所へ隔離できるではないか!


 証拠、証拠。……うーん、日村が犯人って証拠はないかしら? 警察の方々が現場を規制しているから近づけないわ。


 ま、いいわ。この世に完全犯罪なんてあるわけないから、日村が逮捕されるのも時間の問題でしょうね。その時が来るまで、私は静かに待ちましょう。


 暇つぶしに、またあいつとお話でもしましょうか。日村秋月と金本浩介の関係に深く関わっていて、なおかつ金本が特に嫉妬深いことを教えてくれたあいつに。


 ……ふふふ、楽しいわ。日村秋月がいなくなった世界を想像するのは!

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