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第329話 魔王様一向、観光 シャロとミューラとゼルア 3

「シャロ様、真央ちゃんってどう言う子だったんですか?」


 こちらでは真理亜と彩音とシャロがいて真理亜がシャロに真央について聞く。


「ん? そうだな、我が最初に会ったのは他の皆と集まった時なのだ」


「他の皆ってさっきの親戚の集まりの時ですか?」


「ん? ああ、そうなのだ」


 シャロは少し言葉に詰まりそうになるが答える。

 実際にシャロがレイアと会ったのはレイアが新たな魔王となってからの最初の魔王会議の時である。


「それで我は最初は何とも思っていなかったのだ、何となくいるな程度だったのだ、まるで何も怖いものがなくただ冷静に周りを見ているようなそんな印象だったのだ」


「真央姉さんその時からクールな感じだったんだ」


「そうなのだ、とっても冷静な奴だったのだ、でも我は最初偉そうな奴だなと思ったのだ、でも会って話をする度にだんだん良い奴だとわかったのだ」


 実際はレイアと戦ってすぐに面白い奴だと思い頻繁に遊ぶようになったのだが真理亜達人間に話すのはおかしいと思いシャロはそんな感じの話をしたのだった。

 こう見えて意外とシャロは頭を使う事ができるのだ。


「そして、我は友達だと思えるようになったのだ、だからこそ傷つける奴がいたら誰であっても容赦しないのだ」


「友達思いですね」


「そうなのだ、我はこう見えて友達を大事にするのだ」


 シャロは胸を張って言う。

 それからも皆で遊んで夕方になったので真理亜達とは別れるのであった。


「それで、お前達今日はどうするんだ?」


「む、そう言えばどうするか考えてなかったのだ」


「僕の住んでいるマンションに泊まるか?」


「おお、良いのか」


「凄く助かる」


「じゃあ、君達二人だけで行きな」


「ん? ゼルアはどうするんだ?」


「ああ、イゴールが泊まる所がなければ自分の所に泊まって良いと言っていたから僕はそこに泊まる事にするよ」


「そうか、じゃあまた明日な」


「ああ」


 手を振ってゼルアは一人で向かい、レイア達はマンションに戻るのだった。



~side レイアのマンション~


 マンションに帰りレイアとシャロとミューラは三人でジュースでも飲みながら会話をしていた。

 そしてシャロとミューラから妙な話を聞く事になるのだった。

 

読んでいただきありがとうございます。

同時に投稿している作品「スキルホルダーの少女達」もよろしくお願いします。

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