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第277話 雪合戦が終わって

 チーム真央の優勝で雪合戦バトルロイヤルは、終わった。


「いやー、素晴らしい激戦でしたねぇ、それでは、各チーム毎にインタビューをするよぉ」


 亜子が各チームのインタビューを始める。

 ちょっとした大会か。


「では、まず開始早々全滅してしまったチーム茜からです、特に何もやれずに終わってしまいましたねぇ」


「事実だから何も言えませんわ、ですがこのわたくしが負けたからと言って終わりは、しませんわよ、次こそは、必ずや勝利して見せますわ、わたくしこでもかなりしつこい性格ですので、おーほっほっほ!!」


「そうです、茜様が敗北のままで終わる方では、ありません」


「茜様の辞書に不可能の文字は、ありません」


「茜様こそ天下を取るに相応しきお方」


「美しき主従関係を見せてくれたチーム茜でした」


「次は、彩音ちゃん達だね」


 奈木がチーム彩音にインタビューをする。


「チーム茜を全滅したのは、凄かったけど、その後は、見事にやられちゃったね」


「凄く悔しいよ、まさかあんなのが出るなんて完全に予想外だよ」


「そうね、さすがにアレが出なかったらもう少し何とかなったかもね」


「私も今回の勝負で冷静な判断で投げる良い練習になれたよ」


「私、特に何もできずに終わったから次は、チームに貢献したいね」


「以上、チーム彩音の皆さんでした」


「続いては、チーム沙月のだよぉ」


「雪合戦とは、一体何なんだと思わせる何かだったな」


「即席のチームだったけど今後に生かせそうな課題が見つかったと思う」


「私も今後鍛えるのに良い経験になれました」


「私特に何もしてないけど、雪合戦ってこんなに過酷なものだったっけ?」


「以上、チーム沙月でしたぁ」


「続いては、チーム理子だね」


「結構良い線行ってましたけど、どうでしたぁ?」


「完全にやられたよ、いけると思っていたのにな」


「方丈さん一人に頼ったのがダメでしたね、次は、私も戦力になれるようにしないといけませんね」


「私なんて全力で走っただけだからね」


「私なんて特に良いとこなかったから、コメントに困るな」


「チーム理子もよく頑張ったよね、続いては、準優勝のリーム実里だよ」


「あずみ~ん、準優勝おめでとう、間違いなくMVPは、あずみんだよぉ、さすが私の嫁」


「誰が嫁だ、それに思い出させるな、アレは、私じゃないガトリング砲を打って気分が少しハイになっていただけなんだ、思い出しただけで恥ずかしい」


「私も最後凄く弾けてましたから恥ずかしいですね」


「次は、優勝目指して頑張るよ」


「そうだね、実里ちゃん」


「以上、私の嫁率いるチーム実里でした、さあいよいよ今大会の優勝チーム、チーム真央です」


「真央ちゃん達は、誰もアウトにならずに優勝したから正に完勝だね」


「いや、真理亜とミーシャの雪壁がなければ勝利は、なかった」


「でも、最終的に倒したのは、真央ちゃんだよね、私的には、もっと凄い壁が作れたと思うんだけどね」


「真央も、真理亜も、二人共、凄い」


「そうだよね、私なんていてもいなくても一緒な感じだったからね」


「以上、各チームのインタビューを終わります、以上、清涼女子学園雪合戦バトルロイヤルでしたぁ」


「ばいばーい」


 亜子と奈木がバラエティー番組のように締めくくるのだった。

 そして。


「ところであずみん、コレどうするの?」


「分解して少しずつ持って帰ろうと思う」


 ガトリング砲を細かく分解しながら梓美は、そう言うのだった。

 

読んでいただきありがとうございます。

同時に投稿している作品「Sランク冒険者の彼女が高ランクの魔物の討伐依頼を受ける理由」もよろしくお願いします。

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