番外編 教師達だって休みたいもの
今回の話は完全に自己満足のために投稿した話です。
読んでも読まなくても本編には全く関係ありませんので何もする事がなくて人生の時間を無駄にしても良いくらい暇な時に読む事を個人的におすすめします。
夏休みも残り数日となったある日。
彼女達は喫茶店でくつろいでいた。
「まさか、休みも残り数日って時にこうしてバッタリ会うとは思わなかったな」
そう言って話しているのはシエラの担任の先生の柳瀬先生であった。
「そうですね、私もバッタリ会うとは思いませんでしたよ」
向かい合って座ってるのは真央達の担任の先生の一条先生である。
「で、実際どう思う? あと数日で学校だけどさ」
「そうですね、私は楽しみですよ、生徒達と会えますからそれに運動会や学園祭もありますからね」
「あー、一条先生真面目だね、私はもっと休みたいよ」
「何を言ってるんですか、教師としての言葉じゃありませんよ」
「教師である前に私は一人の人間だよ」
「あら、もしかしてと思ったけど、やはり一条先生と柳瀬先生ね」
二人が話していると一人の女性が話し掛けて来た。
「あ、和久井先生」
「おー、偶然だね」
二人の前に現れたのは理科の担当教師である和久井先生だった。
和久井先生も加わり三人でお茶をしながら会話をしていた。
「まあ、確かにいざ休み明けが近くなると鬱になったりするけど、私はどっちかって言うと学校行事は早く始まってほしいわね」
「へえ、それまた何で?」
「決まってるでしょ、実験ができるからよ、しかも生徒達もたくさんいるから色々な実験結果が出るからね、もう楽しみ」
「和久井先生、それが本音ですか?」
「いや、だって家に危険な薬物とか置けないでしょ?」
「そりゃそうか」
「だから学園くらいなのよね、思いっきり実験できるの」
「危険な実験はしないでくださいよ、生徒達に何かあったら大変ですから」
「大丈夫よ、前の職場での失敗はしないように細心の注意を払うから」
「「え?」」
和久井先生の言葉に二人は聞き捨てならない事を聞いたような気がするが深く追求せずに聞き流す事にした。
「あれ? 先生方じゃないですか?」
「ん? 山岡先生?」
三人を見つけて体育担当の教師山岡先生が来る。
「今日は珍しいね、こうして教師仲間がプライベートで会うなんて」
「そうですよね、本来学園でしか会わないから新鮮ですね」
「山岡先生、何を持っているのですか?」
一条先生は山岡先生が何かを持っていた事に気づく。
「ああ、これですか」
そう言って山岡先生は袋の中の物を出して見せる。
「これは、フィギュア?」
「はい、茨京花のフィギュアです」
「誰だそれは?」
「魔法少女日向に出て来るラスボスの女性ですよ」
柳瀬先生の質問に山岡先生は答える。
「魔法少女って確か結構人気の漫画だったっけ?」
「そう言えば、クラスの子達も結構そう言う話をしてましたね」
「そうです、魔法少女シリーズです、ちなみにこの京花は第五作の日向に出て来る敵組織闇会のボスなんですよ、その京花がフィギュアになるって言うから朝から並んで買ったんですよ」
「その魔法少女シリーズってそんなに人気なのか?」
「人気ですよ!! もう私はこれなしでは生きていけませんよ!! 日々の仕事もこの魔法少女のおかげで全然苦に感じないのですから、いわばこれは私の動力源ですよ!!」
「はあ、そうなんだ」
山岡先生の熱弁に柳瀬先生は若干引いている。
「そうだ、皆さん知らないみたいですから、今から魔法少女シリーズを全部教えてあげますよ!!」
『え?』
山岡先生の突然の発言に三人は驚く。
「いや、別に良いよマジで」
「遠慮なさらずに聞いてください、私の説明で興味を持ってくれたら私も嬉しいので」
『・・・・・・』
山岡先生の熱意に断るのはマズいと思ったのかおとなしく聞く事にした三人であった。
「では、まず第一作の舞についてですね」
山岡先生は話し出す。
山岡先生が話した魔法少女シリーズを各シリーズの登場人物で説明するとこんな感じである。
魔法少女 舞
皇舞
主人公。
普通の高校生だったがある日別世界の侵略者が日本に現れて国から対抗する魔法少女の適性が出たのでその未確認と戦う事になる。
普通にありのままの現状を受け入れられる性格なため普通に敵と戦う。
最初からラスボス級の強さを持っていた。
ナビリン
舞のパートナーの妖精。
舞が魔法少女の姿になる時に武器のステッキになる。
ステッキの姿になっても舞と話ができ、戦いの中で敵の戦いの特徴などを分析して舞のサポートをしている。
別世界の侵略者
突如日本に現れた別世界の生命体。
何故か三時間に一度出現するが舞があまりにも強すぎたために現れても数分で倒されてしまう。
アニメではオリジナルキャラの敵がたくさんいて強敵もそれなりにいたがいずれも倒される。
ダグラ
魔法少女舞のラスボス。
強大な力で舞と激戦を繰り広げる。
シャドー舞
アニメで登場したアニメオリジナルキャラ。
舞と同じ姿をしている。
漫画には出なかったが舞のライバルキャラのようなポジション。
どうして生まれたのかわからないがアニメで本人は舞の中の闇そのものと語っている。
魔法少女 乃亜
白石乃亜
主人公。
天才女子高生で相当なお金持ちの令嬢。
国を破壊するエネルギーを持つ古代のアイテムを所持している敵と戦い回収するために変身ステッキを作りそれを使って戦う。
常に余裕な感じの性格。
遠藤恵
もう一人の主人公。
乃亜と共に戦う女性警察官。
二十代なのに見た目が高校生、下手したら中学生にも見えるため大人なのに乃亜といると妹に思われるくらいの見た目。
乃亜と協力して敵と戦う。
警察官なので戦闘の腕はかなりのもの。
怪盗ステッキ
乃亜が変身する時に使うアイテム。
怪盗のような衣装になりすばしっこく相手を惑わし宝を盗むなどに長けた性能を持つ。
警察ステッキ
恵が変身する時に使うアイテム。
警察のような衣装になり攻撃と防御に優れた戦闘に特化した性能を持つ。
未確認生命体
古代のアイテムで世界の侵略を企む者達。
人間と共存する気は全くない。
漫画では舞同様短期連載だったためそんなに敵が出て来なかったがアニメではオリジナルの敵や古代のアイテムがたくさん出て来た。
ドグラ
魔法少女乃亜のラスボス。
古代のアイテムを手にし世界の侵略を企む未確認生命体のボス。
新たなる侵略者
本編最終回に出て来た敵。
地球そのものを破壊してしまうアイテムを所持していたので乃亜と恵は再び魔法少女になって戦うと言う所で終わったのでその後はどうなったかは不明、おそらく普通に倒したと思われる。
魔法少女 優香理
東雲優香理
主人公。
警察組織の特別対策として設立した組織で魔法少女をしている高校生。
常に冷静に戦況を見て敵と戦う。
入ったばかりの頃は敵を倒すのに躊躇するような臆病な性格だったが、その時共に戦っていた仲間を全員失った事により、強くなる事を決意し全ての敵を一人で倒そうとするようになるが新たにできた仲間達と共に過ごした事により現在は仲間を大切にし一人で無茶をしないようになる。
強力な力を手に入れても常に己を鍛える事を忘れない努力家でもある。
強化フォーム
優香理が自身の変身ステッキとは別にかつて優香理に戦いを教えた先輩から貰ったお守りが実はステッキでありそのステッキと適合した事により変身した姿。
通常の時よりも何倍もの力を発揮するが強大過ぎる力に頼り過ぎると力に溺れてしまった仲間を見た事がある優香理はどうしても勝てない敵以外はなるべくこの力を使わないようにしていた。
洲崎纏
優香理と共に戦う仲間の魔法少女。
メンバーの中では新入りで優香理の事を尊敬している。
優香理と同様に魔法少女の時は魔力のような物を放ったり身体強化をしたりした戦い方をする。
ソラウ・ファーム
優香理と共に戦う仲間の魔法少女。
元はアメリカ支部にいた魔法少女だったが仲間を失った後の優香理の戦いを見ていつか自分を見失ってしまうかもしれないと危惧したため日本支部で優香理と共に戦う事を決意する。
巨大なハンマー型の武器を持って戦う。
アイズ・ヴァレイス
優香理と共に戦う仲間の魔法少女。
元はドイツ支部の魔法少女だったがソラウ同様優香理の戦いを見て優香理の傍にいて戦う事を決意する。
一見冷静に見えるが誰よりも仲間思いな性格。
機関銃型の武器を二丁持って戦う。
成瀬美紀
魔法少女になったばかりの優香理に戦い方を教えた先輩。
優香理が尊敬していた人で彼女の優しさが戦いに影響するのではないかと心配していたが用事で別の場所に行かなければいけなくなったので優香理にお守りとして後に優香理の強化になるステッキを渡し旅立つが物語中盤で敵に殺された事を優香理は知る事になる。
地球外生命体
突如地球に侵略して来た敵の総称。
残虐な性格の者達が多く平気で人々も襲い殺戮の限りを尽くす。
魔法少女達との戦いを繰り広げる。
ラゴス
魔法少女優香理のラスボス。
命を懸けた戦いが好きな性格で自分のいた星で弱い者しかいない事に嫌気がさし数々の星に行っては強い者との戦いを求めていた。
強化フォームの優香理との戦いでかつてないほどの命を懸けた戦いに喜びを感じる。
ザンギル
ラゴスの手下で数多くの魔法少女を殺した強敵。
優香理のかつての仲間や先輩の美紀を殺した相手であり優香理とっては仇。
魔法少女達のステッキを奪って自分達の武器に改造するため二本の刀型の武器で魔法少女達を切り刻み斬殺していった。
最初は怒りで冷静を失っていた事もあり優香理を瀕死にまで追い込むが復帰し強化フォームとなった優香理に圧倒され倒される。
魔法少女 久留美
陸谷久留美
主人公。
魔法少女の適性があったので魔法少女としてデスダークの怪人達と戦う。
優しく友達を大事にする性格。
空鈴天音
久留美の仲間の魔法少女。
冷静な性格で最初は久留美とも敵対していたが妹を救ってくれた久留美に感謝し共に戦う事になる。
海道聡美
久留美の仲間の魔法少女。
誰にでも敬語で話す。
中盤で登場する仲間の魔法少女。
最上信也
久留美達の変身ステッキとマジカルビークルを発明した男性で協力者。
お調子者な性格でステッキに音声などを入れるなど遊び心なども持っている。
マジカルビークルの武器に名前をつけているけど天音と聡美からはクソダサいネーミングと言われている。
ビーク
最上が作ったロボット。
人工頭脳を持っていて最上と一緒に久留美達のサポートをする。
ちなみにステッキの音声収録はこのビークが担当している。
デスダーク
突如人間社会に現れた怪人集団。
人間達を襲い人間社会を自分達の物にしようと企む。
グロキア
魔法少女久留美のラスボス。
人間社会を自分達の物にするため多くのデスダークの怪人達を久留美達に仕向ける。
統率者だけあり実力は本物。
ギルドス
デスダークの幹部。
グロキアへの忠誠心は強い。
力技で相手を倒すがただの脳筋ではなく周りを見て状況判断できる冷静さも併せ持つ。
シャティス
デスダークの女幹部。
グロキアへの忠誠心は強い。
変幻自在な技を多く繰り出す戦い方が得意。
マジカルビークル
久留美達が戦いの時に使うマジックアイテム。
乗り物の形をしておりステッキに装着する事で魔法少女になったり様々な武器になったりする。
マジカル車
久留美が魔法少女の姿に変身する時に使う車型のマジカルビークル。
マジカルクレーン車
久留美が使うクレーン車型のマジカルビークル。
使用するとクレーン型の武器クレーンアームになる。
敵を引っ掛けて振り回し地面に叩きつけたりする。
マジカルドリル車
久留美が使うドリル車型のマジカルビークル。
使用するとドリル型の武器ドリルクラッシャーになる。
高速回転で固い敵の鎧をも砕く。
マジカル救急車
久留美が使う救急車型のマジカルビークル。
使用すると注射器型の武器ナーススピアになる。
戦闘では敵を突き刺して戦いさらに後ろの部分を押す事によりエネルギー波を発射させる事ができる近距離、遠距離の両方に対応できる武器。
さらに人に使うと回復させたりする事ができる、これにより天音の妹を救った。
マジカルパトカー
久留美が使うパトカー型のマジカルビークル。
使用するとライフル型の武器パトライフルになる。
遠くにいる敵をも狙い撃つ事ができる。
マジカル消防車
久留美が使う消防車型のマジカルビークル。
使用すると消火器型の武器消火器バスターになる。
強力な水を噴射する事ができ消火活動もできる。
マジカル戦車
久留美が使う戦車型のマジカルビークル。
使用するとスーパー魔法少女に強化変身しさらに巨大な銃型の武器ランドブラスターになる。
マジカル飛行機
天音が魔法少女の姿に変身する時に使う飛行機型のマジカルビークル。
マジカルヘリコプター
天音が使うヘリコプター型のマジカルビークル。
使用するとプロペラ型の武器ヘリカッターになる。
投げる事により敵を切り裂く。
マジカルステルス機
天音が使うステルス機型のマジカルビークル。
使用すると一見何も変化はないがステルスアーマーと言う装備で姿を透明にする事ができ敵に不意打ちをする事も可能。
マジカルジェット機
天音が使うジェット機型のマジカルビークル。
使用すると背中部分にジェット機型のジェットウィングが装備され目で追えない超スピードで敵を翻弄する。
マジカル気球船
天音が使う気球船型のマジカルビークル。
使用すると弓型の武器気球アローになる。
遠距離攻撃で一点集中したり空中に放てば無数の矢となって降り注ぐ。
マジカルロケット
天音が使うロケット型のマジカルビークル。
使用するとバズーカ型の武器ロケットバズーカになる。
ロケットミサイルを発射させ敵を粉砕する威力は強力。
マジカル戦闘機
天音が使う戦闘機型のマジカルビークル。
使用するとスーパー魔法少女に強化変身しさらに巨大な銃型の武器スカイブラスターになる。
マジカル船
聡美が魔法少女に変身する時に使う船型のマジカルビークル。
マジカル潜水艦
聡美が使う潜水艦型のマジカルビークル。
使用すると魚雷型の武器魚雷キャノンになる。
発射させると地面を移動し地面から攻撃する。
マジカルモーターボート
聡美が使うモーターボート型のマジカルビークル。
使用すると扇風機型の武器モーターサイクロンになる。
回転させ強力な突風を起こす。
マジカルタンカー
聡美が使うタンカー型のマジカルビークル。
使用すると盾型の武器タンカーシールドになる。
相手の攻撃を防ぐだけでなく盾から液体の塊を弾丸の威力で発射させる攻撃も可能。
マジカル海賊船
聡美が使う海賊船型のマジカルビークル。
使用すると大砲型の武器海賊キャノンになる。
大砲から砲弾を発射させ当たれば爆発を起こす。
マジカルヨット
聡美が使うヨット型のマジカルビークル。
使用すると旗型の武器ヨットフラッグになる。
相手の攻撃を包み込み相手に跳ね返す事が可能。
マジカル戦艦
聡美が使う戦艦型のマジカルビークル。
使用するとスーパー魔法少女に強化変身しさらに巨大な銃型の武器シーブラスターになる。
ランドステッキ
久留美が使うステッキ。
陸のマジカルビークル専用のステッキ。
スカイステッキ
天音が使うステッキ。
空のマジカルビークル専用のステッキ。
シーステッキ
聡美が使うステッキ。
海のマジカルビークル専用のステッキ。
アルティメットフォーム
グロキアとの最終決戦で久留美がマジカル戦車、マジカル戦闘機、マジカル戦艦の力を一つにした姿。
圧倒的な力でそれぞれのマジカルビークルの性能を持ち陸海空全ての戦闘を得意としさらに最強の武器アルティメットブラスターになる。
魔法少女日向
月島日向
主人公。
普段は、普通の女子高生だが魔法少女として人知れずこの世の悪を成敗している。
忍びの一族の生まれであり、忍術も使える。
そして片目を隠して見られないようにしている。
魔法少女の姿の時はクナイを武器としている。
鳴上小夜 日向の仲間の魔法少女。
日向と同じで魔法少女として悪を成敗している。
魔法少女の姿の時は刀を武器としている。
紅穂乃花
日向の仲間の魔法少女。
日向と同じで魔法少女として悪を成敗している。
魔法少女の姿の時は二丁拳銃を武器にしている。
鈴城雫
日向の仲間の魔法少女。
日向と同じで魔法少女として悪を成敗している。
魔法少女の姿の時は薙刀を武器にしている。
赤崎千歳
日向の仲間の魔法少女。
日向と同じで魔法少女として悪を成敗している。
魔法少女の姿の時はお札にある複数の式神を武器にしている。
伊倉美琴
日向達に悪人達の情報を与えたりしてサポートする女性。
実は、元魔法少女で日向達と闇会五人衆との実力差を考え日向達を修行させるために魔法少女の力を使い日向達を闇会五人衆と互角以上に戦えるように導いた。
闇会
魔法少女日向に出て来る犯罪者組織。
あらゆる犯罪を提供したりして世間の平和を乱そうとする。
人間の組織であり魔法少女も存在する。
茨京花
魔法少女日向のラスボス。
闇会のボスでありいつも不敵な笑みを浮かべている。
大人の女性ではあるが魔法少女の力を使う事ができる。
魔法少女の姿の時は刀を武器にしている。
さらに若い時の京花が主人公の闇会が誕生するまでの過去編を描いた別作品も連載されている。
闇会五人衆が主役の作品にも登場しこの時に京花が脱獄した囚人の男女から生まれたと言う衝撃な過去を話す。
霧雨
京花と共に行動している和服姿の子供の女の子。
両手を刀の形にして切り刻む攻撃をする。
その正体は京花の武器の刀の付喪神であり。
京花が魔法少女の姿になる時に自身も武器の刀となる。
京花が主人公の過去編、五人衆が主役の作品にも登場。
闇会五人衆
闇会の最高戦力の五人の魔法少女。
それぞれが圧倒的な実力を持ち最終決戦では日向達と死闘を繰り広げる日向達のライバル的存在。
本編終了後に五人衆を主役とした番外編が別作品として連載される。
常闇時雨
闇会五人衆の一人。
日向と同じ忍びの一族であり忍術も使える。
魔法少女の姿の時は日向と同じクナイを武器にしている。
最終決戦では日向と戦う。
白夜千影
闇会五人衆の一人。
盲目だが目以外の機能が優れていてどこに何があるかがわかり目が見えているのではないかと思えるほど普通に行動している。
魔法少女の姿の時は小夜と同じ刀を武器にしている。
最終決戦では小夜と戦う。
暗戯繭
闇会五人衆の一人。
感情をあまり表に出さない感じの少女。
魔法少女の姿の時は鎖を武器にしている。
最終決戦では穂乃花と戦う。
鬼道花蓮
闇会五人衆の一人。
体術が得意で変身前でもかなりの実力で京花の護衛についたりしている。
魔法少女の姿の時は体術で戦うので武器はない。
最終決戦では雫と戦う。
黒曜美雪
闇会五人衆の一人。
五人衆の中では京花との付き合いは長い。
魔法少女の姿の時はお札を使い戦いさらに衣装型の式神がありそれを身に纏う事で様々な姿と武器を変えて戦う。
作中では大鎌、火縄銃、鍵爪、横笛、刀の五つの武器と衣装が使用された。
最終決戦では千歳と戦う。
京花を主人公にした過去編にも登場し、こちらは本編と違い髪が短く背も低い子供の姿である。
その他の闇会魔法少女
五人衆が出る前に出て来た四人の魔法少女。
いずれも辛い境遇を持っていて生きるためにやむなく犯罪に手を染めた者達。
真島沙織
闇会に所属する魔法少女。
親に捨てられ生きるのも困難な時に京花と出会い生きるために犯罪に手を染める。
自分達のやっている事が間違っている自覚はあるが幼い妹がいて妹のために戦う。
最後は雫と戦い敗北するが妹と共に日向達に保護され現在は、美琴の所で妹と共に店の手伝いをしながら暮らしている。
自分達は捨て駒のようなものだと言う事には気づいていた。
魔法少女の姿の時は刀を武器にしている。
吹越奏
闇会に所属する魔法少女。
路地裏でただゴミのように生きていた所を京花と出会い闇会に入る。
沙織同様、自分達が間違っている自覚を持っている。
最後は千歳と戦い敗北するが保護され現在は美琴の所で店の手伝いをしながら暮らしている。
魔法少女の姿の時は横笛を使いその音色で複数の式神を操って戦う。
雲貝美香
闇会に所属する魔法少女。
病気の妹がいてその妹を助けるために闇会に入る。
沙織同様、自分達が間違っている自覚を持っている。
最後は穂乃花と戦い敗北するが保護され現在は妹と共に美琴の所で手伝いをしながら暮らしている。
魔法少女の姿の時は刀を武器にしている。
雲貝千香
闇会に所属する魔法少女。
美香の妹で元々は病気で命も尽きようとしていたが京花と出会い肉体を強化する危険な薬を投与されて元気な姿になりその後姉と共に闇会に入る。
病気の時は大人しく優しい性格だったが薬の投与で動けるようになったのか好戦的な性格に変わり小夜との戦闘でも楽しんでいた。
やがて薬でも限界が来たのか命が尽きようとしたが日向によって全身のツボをクナイで強く刺激された事により病気の進行を極限まで遅らせ健康的な身体にし普通の平均寿命まで生きられるようにされ、その後は姉と共に保護され現在は姉と共に美琴の所で手伝いをしながら暮らしている。
魔法少女の姿の時は刀を武器にしている。
魔法少女花
時東花
主人公。
魔法の力に目覚めて魔法学園で学ぶ事になる。
優しい性格で戦いはあまり好きではない。
最終決戦でとんでもない魔法を使う。
露崎理恵
花の友達。
魔法の腕は優秀で冷静な性格だが仲間思いで花を気遣ったりする。
物語中盤の最後で花をかばい命を落とすが最終決戦で魂の状態で他の者達と一緒に花に力を貸した。
冷善浩美
魔法学園に通う女性。
氷魔法が得意。
敵との戦いでは命を落とすのも当たり前と言う考えを持っていて。
優しい花に厳しく言う事もあるが悲しんでいる花を心配したりもしている。
物語中盤の終わりで負傷した花と理恵を守るために命を懸けて敵を倒すが自身も限界を迎えたため命を落とすが最終決戦で魂の状態で自身の最強の氷魔法で花に力を貸した。
剛田大輔
魔法学園に通う男性。
肉体強化の魔法が得意。
優しい性格の花を戦いには向いていないと言うが花の努力は認めたりしている。
物語の序盤の終わりで敵と相打ちになり命を落とすが最終決戦で魂の状態で最強の肉体強化魔法で花に力を貸しその力の使い方を戦いの中で教えた。
炎城克己
魔法学園に通う男性。
炎魔法が得意。
敵を情け容赦なく殲滅する考えを持っている、それ故に花の優しさが甘いなどと言うがそれは過去に花と似た性格の彼女が敵に情けを掛け逆に殺されてしまった事にある。
物語序盤の中盤で敵の大群をたった一人で全滅させたが自身もう助からないほどの傷を負ってしまい、最期は花の事を心配し息を引き取ったが最終決戦で魂の状態で最強の炎魔法で花に力を貸した。
花澤芽衣
花の通う魔法学園の教師。
回復魔法が得意。
花に魔法の力を教えたりしたが物語序盤で敵との戦いで花を守るために致命傷を負うが負傷した花を治療し命を落とすが最終決戦で魂の状態で花に力を貸し最強の回復魔法で花の体力を全回復させた。
間桐藍那
花の通う魔法学園の校長。
校長ではあるが見た目は女子高生。
敵との戦いで仲間が命を落とす度にその日戦死した生徒達一人一人を弔ったりする優しい性格。
魔法の腕も学園最強であり闇の書物の根源とも互角に戦うがその力があまりにも強大だったためあと一歩のところで魔力が尽き致命傷を負わされる。
最期は花に優しさを捨てないでと言い花に看取られながら息を引き取ったが最終決戦で魂の状態で花に力を貸した。
闇の魔法使い一族
魔法使いの家系の一族だったが危険性から迫害され闇の世界を生きる事になるが闇の書物の禁忌の魔法を完成させ魔法学園だけでなく自分達を迫害した世界全てを支配しようとする。
闇の書物の根源
魔法少女花のラスボス。
元はただの書物だったが人間達の負の感情を取り込んだ事により自我が芽生える。
闇の魔法使い一族のリーダーの身体を乗っ取り、闇の魔法使い一族をも利用し自分が全てを支配する事を目論む。
禁忌の魔法を完成させ全ての魔法使い達を消してから世界全てを支配しようとするが、最終決戦で花と戦い花の諦めなかった思いが奇跡を呼び死んだはずの者達が魂の状態で花の中に入り最強魔法を次々と放ち次第に押されていき最大魔法同士の衝突で決着をつけようとするが全ての魔法使いの魂が花に力を貸した事で力負けしそのまま消滅したかに見えたが花が世界そのものを書き換える魔法を使い、魔法がない世界を作り出した事により死んでいった魔法使い達も一部の者は記憶を持ったまま平和に暮らしている世界になっていたが、花だけは目を覚まさずに眠り続けている、その理由は花が自分の中に闇の書物の根源を閉じ込めていて眠り続ける事により花が精神の世界で闇の書物の根源を監視するため目覚めたくても目覚めるわけにはいかなかった。
そんな花の姿を見てどうやっても諦める気がないと判断したのか相手をするのも面倒になったのか少なくとも花が生きているうちは何もしない事を約束しどこかへと消えていった。
これにより花は目を覚まし魔法使いだった時の記憶を持ったまま生き返った理恵達と共に平和な世界を生きている。
シリウス
闇の魔法使い一族のリーダー。
元は、心優しい少年だが自我を持った闇の書物の根源に身体を乗っ取られる。
その後は闇の魔法使い一族を使い禁忌の魔法を完成させ世界征服を目的に行動するがそれは全て闇の書物の根源によるものだった。
最終決戦で強大な魔法の衝突でダメージを負っていたからか抵抗の意思が芽生え一瞬だけ闇の書物の根源の動きを止めた事により花の攻撃をくらい闇の書物の根源に勝つために貢献した。
アンナ
シリウスの妹。
シリウスの目的のために行動するが花と出会い徐々に敵である花に対して友情が芽生え花を殺す事に抵抗を覚える。
シリウスがおかしくなった事を花に話し花と共にシリウスと話すがこの時にシリウスが闇の書物の根源に乗っ取られている事を知るが邪魔と判断した闇の書物の根源に致命傷を負わされ最期は花に兄を救ってほしいと言い息絶えるが最終決戦で魂の状態で花に力を貸した。
ヴェーゼ
闇の魔法使い一族の少女。
アンナと同い年でアンナを大切な友達だと思っている。
シリウスの目的のためアンナと行動をする。
アンナがシリウスに殺された事を知った時には怒りでシリウスに戦いを挑むが闇の書物の根源の力に全く歯が立たず殺されるが最終決戦で魂の状態で花に力を貸した。
シャイナ
闇の魔法使い一族の女性。
シリウスの目的のためにアンナと行動をする。
シリウスの様子がおかしい事に気づきシリウスを警戒するがアンナがシリウスに殺された事を知りシリウスではないと断言しシリウスを止めるために動くが闇の書物の根源に殺されてしまい、その後最終決戦で魂の状態で花に力を貸した。
ドルザ
闇の魔法使い一族の男性。
シリウスの目的のためにアンナと行動する。
シリウスとは長い付き合いで友人である。
そのためシリウスの様子がおかしい事に気づきさらにアンナがシリウスに殺された事を知り友人としてシリウスを止めようと戦うが闇の書物の根源に殺されてしまい、その後最終決戦で魂の状態で花に力を貸した。
書き換えた世界
花が魔法で書き換えた世界。
魔法が存在しない世界に変えたため理恵達や闇の魔法使い一族だったアンナ達も生きている世界である。
そして花と関わったからか花と関わりを持った魔法使い達は書き換える前の世界の記憶を受け継いでいる。
「とまあ、だいたいこんな感じですね、それと今連載している魔法少女彩は五人の小学生が言葉を話す動物達、魔法アニマルの力を使って戦うんですよ」
山岡先生は魔法少女シリーズの説明を終えたがその話を聞いた一条先生達は。
「「「・・・・・・」」」
げっそりしたような状態になっていた。
「何、この凝った設定」
「これ本当に子供が見る作品なの?」
柳瀬先生と和久井先生は心ここにあらずと言った感じだ。
「あの、山岡先生、気になったのですが、四作目の魔法少女久留美でしたっけ? その乗り物で変身するのですか?」
「はい、魔法少女久留美はスカインジャーとランドージャーを見て明らかにスカインジャーが優遇されていたのでそれに怒った作者が思いついたのが久留美だそうですよ」
「スカインジャーとランドージャーって、あー、確かそんなヒーロー番組があったな」
「私も見た事あるな、確かにスカインジャー側に戦力が集中していておかしいとは思ったけど」
「そうなんですよ、何でもスカインジャー側の俳優さんが偉い人の孫だったらしく、かわいい孫を引き立てるために監督とか脚本家達に目立たせるようにしろとかどうとかってネットには書き込まれてたみたいですけど真相はわかりませんね」
「本当だったらマジでヤバいな、そう言えばその後ランドージャーが主役のヒーロー番組をやってたな、確か物語はスカインジャーとランドージャーの話から百年後の世界だっけ」
「そうなんです、元ランドージャーの孫達が主役なんですよ、俳優さんは同じですけどね、で、追加戦士だった人がランドージャーの協力者として出演してましたしね、これも魔法少女久留美がきっかけだったってコメントしてましたから」
「はあー、凄いな、ところで思ったんだけどさ、これ本当に魔法少女って言えるのか?」
「何がですか?」
「いやだって、杖ならまだわかるけど剣とか銃とか現代の武器を持っているんだよ? それに魔法少女だしマジカルマジカルとかなんかそう言う系のものじゃないの?」
「え? 魔法少女ですよ?」
山岡先生はさも当たり前のように答える。
「え?」
「だって考えてくださいよ、普通の女の子がいきなり衣装が変わって、武器を持って未知なる敵と戦う、これって魔法少女じゃないですか、かわいい女の子がかわいい衣装に変身したら魔法少女じゃないですか」
「今時の魔法少女って女の子が変身すれば魔法少女なんだ」
「魔法少女の定義も変わって来てるのね」
「山岡先生は本当に魔法少女が好きなのですね」
「もちろんです、魔法少女は私の人生の一部ですよ、その証拠に私学園にいる時ジャージの下に魔法少女のTシャツを着てるんですよ」
「あ、だから夏でも長袖のジャージ来てたのか」
「気になっていた事が思わぬ所で解決したわね」
「そうですね・・・・・・あれ?」
一条先生は何かに気づいたのか外を見る。
「ん? どうしたの、一条先生?」
「いえ、あれもしかして桜井先生ではないですか?」
「「「ん?」」」
一条先生に言われ柳瀬先生達も外を見る。
見ると国語担当の教師桜井先生と学園の警備員をしている増田が一緒に歩いていた。
「もしかして、デート?」
「確かにあの二人が付き合っている事は私達も周知の事実」
「あ、こっち来ますよ」
「マズい、とにかく隠れよう」
一条先生達は机に突っ伏し隠れる。
すると桜井先生と増田が中に入って来た。
席はちょうど一条先生達の前の席なので向こうはこちらに気づいていない。
「どうしましょう、この状況」
「そりゃ決まってるでしょ、見るのよ」
「まあ、確かに気になるし見たいわね」
「私こう言うの結構やってみたいって学生の時思ってたんですよ」
「そんなのダメに決まってるじゃないですか」
「じゃあ、一条先生だけ帰れば?」
「・・・・・・私も気になります」
一条先生達は二人の様子を見る事にした。
見ると二人はコーヒーと別々の種類のパンケーキを頼んでいた。
二人は楽しそうに会話をしていた。
「正さん、食べ合いっこしません?」
「え?」
「はい、あーん」
桜井先生は自分が食べていたパンケーキを差し出す。
「いや、桜井先生、その」
「もう、二人きりの時は名前で呼ぶって言ったじゃないですか」
頬を膨らませて桜井先生は言う。
「ああ、すみません、伊織さん」
「いいえ、許しません、だから罰として私のパンケーキを食べてもらいます、はい、あーん」
「むう・・・あーん」
顔を赤くしながらも増田はパンケーキを食べる。
「どうですか?」
「とっても美味しいです、じゃあ俺も伊織さんに」
そう言って増田も自分のパンケーキを桜井先生に差し出し桜井先生は食べる。
「ん、こっちのパンケーキも美味しいですね」
その後も二人は楽しそうに会話をして店を出て行った。
「驚いたな、伊織ちゃん、増田さんと二人っきりだとあんなに積極的なんだ」
「普段の彼女は大人しいからな」
「しかも、あの二人学園では名字で呼んでいるのに、二人っきりの時は名前で呼んでいるのですね」
「しかも、まさか桜井先生の方がリードしているとは、人は見かけによらないとはよく言いますね」
そうして一条先生達は桜井先生と増田が出て行った喫茶店のドアを見つめているのだった。
そして夏休み明け。
「伊織ちゃん、増田さんとのデートは楽しかった?」
「え!? 何で知ってるんですか!?」
柳瀬先生に言われ驚く桜井先生がいたのだった。
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同時に投稿している作品「Sランク冒険者の彼女が高ランクの魔物の討伐依頼を受ける理由」もよろしくお願いします。




