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第16話 魔王は人間界について色々勉強する 4

 理科と科学を覚えたレイアはこれ以上ない喜びを出していた。


「では、次は社会について勉強しましょう」


「ほう、社会か」


「ええ、この世界の歴史とかもわかりますよ、なんでしたらこの世界の過去の偉人を勉強してみますか?」


「この世界の過去の人物か興味があるな」


「では、さっそく見てみましょう」


 レイアは人間界の偉人達を調べる事にした。



~数時間後~


「凄すぎるないか? この世界の偉人達」


 レイアは過去の偉人達を見て感動していた。


「ええ、どの人物も決して最後まで諦めなかったからこそ歴史に名を残した者達ですからね」


「ああ、素直に尊敬するよ」


「レイア様、ただいま戻りました」


二人が過去の偉人達に感動しているとリズが帰って来る。


「わかったのか?」


「ええ、マリア様の情報を集めて来ました」


「おお、ついに集まりましたか、ではそろそろ夕飯の時間ですので食べながら聞きますか?」


「そうだな、そう言えばもうそんな時間か」


「ええ、私もお腹が空きました」


「では、すぐに準備しましょう」


 そう言ってイゴールは食事の準備をしに向かう。


「人間界に来てから食事が毎日の楽しみになってきましたね」


「ああ、これだけ発展している世界だから食事も当然旨いだろうなと思ったが僕の想像以上で驚いたよ、見た事ない料理ばかりだし姉貴は人間界の人間は馬鹿にしないほうがいいと言ったのを思い出したがここにきて実感したよ」


「そうですね、この世界は本当に面白いですね、色々な知識があってまるで財宝を発掘した気分ですよ」


 嬉しそうにしながら話すリズ。

 ちなみにリズはレイアよりも早く人間界の知識を習得している。

 言語理解の魔法で人間界の文字を解読し完全記憶の魔法で知識を習得していったことで人間界で生きていける知識を三日ほどで習得していった。


 レイアもリズの魔法はこの時が一番羨ましいと思うほどであった。


「食事ができましたよ」


 イゴールが食事を持ってくる。

 

 こうして食事をしながらリズの集めた情報を聞くのであった。









読んでいただきありがとうございます。



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