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第179話 魔王会議への準備

本日二話目の投稿です。

今回は、短めです。

 転移の空間に入り、レイアは、自身の魔王城に帰って来た。


「おお、レイア様が戻られたぞ」


「お帰りなさいませ、レイア様」


 門番をしている二人の魔族がレイアに気づく。


「ああ、今帰った、僕がいない間に何か変わった事は、ないか?」


「いえ、前に帰られた時から何もありません、敵による進軍もありません」


「強いて言うならシャロ様が壊された壁を完全に修復いたしました」


「そうか、僕は、明日の会議に向け準備をする、お前達は、いつも通りの仕事をしていろ、他の者達もだ」


「「は!!」」


 そう言ってレイアは、城に入り自分の部屋に向かうのだった。






~side レイアの部屋~


「魔王会議、なんかめんどくさいな」


 久しぶりに帰った自分の部屋のベットに寝ながらレイアは、言う。

 本当の事が言えないためレイアは、真理亜達にそれっぽい嘘をついたのである。

 そして本人は、今とても行きたくないようである。


「せっかくの夏休みだし真理亜達と遊びたいんだが、なあいっそ欠席しちゃダメか?」


「ダメに決まってるじゃないですか」


 レイアの問いにリゼが答える。

 女性の部屋であるため、ドラギオス達男性陣は、自分の仕事場に戻り、ゼナも配下達の訓練場に行っている。

 なのでレイアの部屋にいるのは、リズとリゼの二人である。


「レイア様が出ないと他の魔王様方に示しがつきませんよ」


「別に僕がいなくても問題ないだろ?」


「立場的に行かないと問題が起こりますよ、それにシャロ様だってレイア様に会えるのを楽しみにしてると思いますし、ここで行かなかったら、またシャロ様が来て城を壊す事態になるかもしれませんよ」


「・・・・・・それは、困るなわかったじゃあ、準備しないとな」


 さすがにまた城が壊されるのは、マズいと思ったレイアは、準備をする事にした。


「はい、ところでレイア様、元の姿には、戻らないのですか?」


「ん? このままで行くけど」


「その姿を知っているのって、シャロ様だけですよね? 絶対に他の魔王様方は、疑問に思いますよ?」


「いや、戻るのめんどくさいし、それにここ数カ月この姿でいたから、この姿に慣れちゃったんだよな、だからこのままでいいかなって」


「レイア様」


「リズ、諦めなさい、もうこうなったらなるようになるだけですから」


「・・・・・・わかりました」


 リズに言われ諦めたのかリゼは、レイアの準備の手伝いをするのだった。

 

 そして次の日。


「じゃあ、行くか」


 レイアは、魔王会議をする場所に向かうのだった。



 

読んでいただきありがとうございます。

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