その4
その4
今回は戦闘は無し
朝目覚めると知らない天井があることも、親友の家の無駄に高い天井があることも、俺にとっちゃさして珍しい出来事ではないのだが、流石に今日から毎日これを見ることになるというのは流石にまだ頭が痛くなる、なぜ親友は俺にこんなに尽くしてくれるのだろう、全くこれを返せる気がしないし、そもそもこれがお返しだと言う、俺いったい何してやったっけ。
sidechange
その答えはきっと俺が言うべきなのだろう、ただ、彼にばれるのはやはり気恥ずかしい、改めて思い返すのもだ、でも俺はやはりあの時から、お前にもらってばっかりだったよ
そう、その時は少学生だった、創作のようなよくある話、恵まれた家庭、恵まれた才能、恵まれた容姿、そういった物を手に入れた幸福な少年それが俺だった、漫画みたいな金持ちキャラで、金と顔と才能で全てを手にいれてた、、時々反感を買ったが関係なかった、そんなとき彼の異常な不運を知った、可哀想だから施してやることにした、彼は素直に受け取った、世の中にはここで受けとるバカと受け取らないバカがいる、こいつは前者だと思った、次の日、俺は彼に、命令した、聞かなかった、あんまり好きじゃないやつの言うことなんて聞けないと奴隷にするつもりなら事前に契約がないとな、お試しで満足しとくのが俺だ、らしい、少しは頭が良いと判断した
少し時間がたった日の放課後の帰り道、暇潰しに少し気になっていた彼の不運を観察していた、その時だった、俺は誘拐された、どうやら俺の幸福は予定道理に進むのが好きらしく、金持ちのボンボンと、そばにいた不運にも巻き込まれた彼は車で遠くまでつれてかれて監禁された。
身代金要求電話にでた親父が言うにはこのぐらいのことは自分で解決しなければ、幸福に産まれた俺はこの先どうにもできないらしい、俺は見捨てられた、いや?試されたんだな、だけどな無理だよ、逆上した誘拐氾が俺を撃ち殺そうとしているのだもの、でも俺は突き飛ばされた、打たれたのは彼だ、彼は言った、俺の不運に巻き込んで死なれてたまるかよと、違うこれは俺の運命だ俺の幸福に組み込まれた運命なんだ、それでも彼は負けないとこんな不運に負けないと叫んで石を投げた死なないし死なせない、運命に打ち勝つ!そして彼は不幸にも投げた石が引き金となった瓦礫の下敷きになり犯人との間に壁を作った、絶対に救助員が来ないと崩せないような壁を、幸福にも俺は助かった、いや助けてもらったのだ、俺はぎりぎり息があり今にも死にそうな彼を担ぎ上げ親父の病院に運んだ、思えばこのとき無事だったのも不老不死が原因だろう、治った彼に俺は金を渡した例として、そしてこういった、お前の不運は俺がこれで解決できる範囲でなんとかしてやる、その代わり運命に打ち勝つ力をお前からもらうから、友達になれと
あれから少しずつお前の魅力に惹かれていって、たくさんもらったよ、力だけじゃない、お陰で嫌なやつではなくたって来たと思うしね、それに
sidechange
あの時から親友は俺に色々くれるようになった、俺は自分の不運
祓ったなんだがな、それに少しずついいやつに、今じゃ別の意味で素直にもらいずらい、だがなやっぱり
“お前は俺の人生になくてはならないものによ“
さてと親友そろそろ互いに会社に行くか、そのまえに今外にいる別の地球人をぶっ飛ばしたあとでな