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聡の覚醒物語  作者: 妹紅聡
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〜episode of awaken satoshi〜4話【疑惑】

悠人さんと別れた後、《けっかい》で確保した怪しい人物をマルクスに見せようと隠しておいた場所へ歩み寄った。ところが....

「おっかしいなぁ…確かにここに置いたはずなのに...?」

「どうした聡、ここになにか置いてあったのか?」

鞠菜まりなはいねぇな?...ここに転移してくる前の話なんだが…」

鞠菜がいないことを確認し、マルクスに松浪村で見かけた怪しい人物の事を言った。それを聞いたマルクスは右手を顎にもっていきつつ、難しい表情をしていた。

「確かに怪しいな。たかが数分でお前の《鎖》を解けるほどの奴だったら、お前の追跡を振り切れる筈だ。」

その通りである。逃げる時には本気を出していなかったのか…あるいは内通者がいるのか…兎に角、警戒しておく必要は高まったか。

「なぁ、マルクス。内通者がいるという可能性は?」

「まさか、かなり入念に検査している中でうまくすり抜けてくる奴がいるとは思えんが…」

「なぜその可能性を考えないんだ!まず考えるべきはそこだろうが!」

「そ、そうだな。本部に連絡を取ってみる!」

不味いことになってきたな。もしかしたらもうこの近くに…どうする!?何をすればいい!目的は明日香村の破壊と分かってるが方法は?

「ふふふっ。困ってるようね。」

「兎に角、全力で戻った方が良さそうだな。全員、全力で戻れ!」

今から全力で戻って間に合うのか…不安になってきた。

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