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異世界の光の導く世界~再会のレクイエム~  作者: 畠山ゆな@姉弟で小説共作✏️


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第六章 君がくれた勇気

ブラック企業で心を擦り減らしていた佐倉悠人。ある夜、ビルの屋上から転落した彼が目覚めたのは、争いのない穏やかな異世界だった。失った光を取り戻す、心温まる再生の物語

僕は、しばらくその場に立ち尽くしていた。


光がいた場所を、ただじっと見つめていた。


「光……」


声が、震える。


涙が、止まらなかった。


またいなくなってしまった。


また、一人になってしまった。


でも。


「君はもう、一人じゃないよ」


光の言葉が、頭の中で響く。


そうだ。


僕には、エリーゼさんがいる。村の人たちがいる。


この世界で出会った、大切な人たちがいる。


「悠人!」


遠くから、エリーゼさんの声が聞こえた。


「無事だったの!? 心配したのよ!」


息を切らしながら、エリーゼさんが駆けてくる。


その後ろには、村の人たちもいた。


「よかった……本当によかった」


エリーゼさんが、僕を抱きしめた。


「ごめんなさい、心配かけて」


「もう、無茶しちゃダメよ」


エリーゼさんは、涙ぐみながら笑った。


村の人たちも、口々に声をかけてくれる。


「無事でよかった」


「心配したぞ」


「これからは気をつけろよ」


その温かさに、僕の胸がじんわりと温かくなった。


光が言った通りだ。


僕は、もう一人じゃない。


こんなにも、僕を心配してくれる人たちがいる。


「ありがとうございます」


僕は、心からそう言った。


そして、ふと空を見上げた。


青い空が、どこまでも広がっている。


光はもう、姿は見えない。


でも、きっとそこにいる。


ずっと、僕を見守ってくれている。


「光、見ててね」


僕は心の中で、そう語りかけた。


「僕、ちゃんと生きていくから。笑って、前を向いて生きていくから」


風が、優しく頬を撫でた。


まるで、光が答えてくれたみたいに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


私たち姉弟で小説を書いています、畠山ゆなと申します。


実は姉が「小説を書きたい」と前から言っていたのをふと思い出して、一緒に執筆を始めたのがきっかけでした。Web で作品を公開し、そしてこうして Kindle で出版して、皆さんに読んでいただけるようになりました。初めて読まれた時の喜びは、今でも忘れられません。


ただ、姉は正直なところ機械音痴で……。PC のキーボード入力すらおぼつかない状態で、Kindle に出版するまでには本当に四苦八苦しました。それでも、こうして作品をお届けできているのは、読んでくださる皆さんがいるからです。


私たちの目標は、皆さんが隙間時間に楽しめる作品を生み出すこと。通勤時間や寝る前のひととき、ちょっとした休憩時間に、少しでも心が軽くなったり、ワクワクしていただけたら嬉しいです。そして、いつか書籍化できたら……それが私たちの夢です。


もしよろしければ、レビューや感想をいただけると、姉弟ともに大変励みになります。


Web ページでは、Kindle で公開している作品の一部や、Kindle 未公開の作品も読むことができます。また、YouTube や Spotify での朗読も始めていますので、ぜひ遊びに来てください。


Web ページ: https://novel.uteee.com


これからも新作を公開していきますので、応援していただけると嬉しいです。

畠山ゆな

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