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私たちが残すべき記憶  作者: 箕宝郷
幼馴染の奮闘と思い
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二つの強引

 伊新は誰かに追われていることに気付いて路地裏に入り変装した。そして携帯電話を取り出して電話をした。

(たのむ、電話に出て)


「ごめん、急に電話しちゃって。」


「美香大丈夫だよ。どうしたんだ?」


「すごく言いづらいらいんだけど。私追われてしまったの。だから、協力してほしくて」


「美香のためらならパパ頑張るよとりあえずおいで」


「ありがとう。今から向かうね。」


「それと美香このことは誰にもいうなよ。」


「分かってるって」


 伊新は電話をした後、どこかに向かったようだ。僕は伊新の実家がどこなのか分からなかった。仲間達の情報によると自宅の住所が複数あり、候補をしらみつぶしに調べていくしかないという。複数住所があるということは伊新は相当やましい人物なのだろう。きっと利弥にも言っていないことも多く存在しているに違いない。伊新は利弥が相当嫌いであったと容易に想像できる。そして伊新は心無い演技をしてまで彼女として利弥に近づき利弥をイマルクと言う場所に送り込んだ。伊新の演技力は認めたいと思う。しかし、僕は見抜いている危害を加えていることをそしてその被害者は僕の幼馴染である糸米であった。

 私は大倉大学から30キロ程離れたマンションに向かいインターホンを押した。ドアを開けると40代くらいの男性が出てきた。

「すみません。霧浦と言うものですが」


「はい。」


「いま、伊新と言う人物を探しているのですが、ご存じありませんか?」


「イヤーちょっと分からないですね。」


「伊新 美香と言う方ですが....」


「あっ、確か前の住人ですよ。下の名前は分からないですけどでも確か男性の名前だったと思います。」


「ありがとうございます。今このマンションには居ないのですね。」


「えぇ、たぶんいないかと思います。」

僕は次に大倉大学から‘‘北茎‘‘と呼ばれる地域に向かった。広い敷地で和洋折衷が特徴的な建物である。私はここで再びインターホンを押したが留守であった。(くそ、また後日向かうか)

僕は翌日もその家に行きインターホンを押したが応答が無かった。

近くの住人に話を聞いてみたら

「あの家昨日かな?一昨日かな?数日前に何かの準備してるのか分からないけどね。少し騒がしかったよその日から留守だから気になってるんだよ。」


「車はおいてありますが」


「徒歩で逃げたんだよ。多分あれは夜逃げだな。」


「なるほど、住人の方はどこに行かれたのですか分かりますか?」


「あぁー伊新さんは海外に知り合いがいるとかで....今、その国に向かってるんじゃないかな。」


(くっ、一歩遅かったか)


「その国の名前伺っても良いですか?」


「シベリゲム帝国ですよ。伊新さんご家族はほんとに親切な方でなんで夜逃げなんてしたのでしょうか?」


「僕も分かりません。ですが、いつかあなたにその理由を説明したいです。お時間いただきありがとうございました。」

(くそっ、やはり逃げられたかシベリゲムで待ってろ伊新め決着をつけてやる。)

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