誹謗中傷と故郷の謎
この異空間の中、微かに色の濃い部分があり、それは人の形をして動いていた影であった。その影は私に下を指しジェスチャーをしているが、私は何を伝えたいのか分からないままにいた。20秒ほど考えてようやく私は「しゃがめ」と認識して私は身を守るようにしゃがんだ。次第にザァーザァーと言う音は大きくなり、風も強くなってきた。何かが服にあたっているのか?すごく何かがあたる不愉快な音が体中に響き渡っていた。5分程したら嵐は過ぎ去ったのか視界が開けてきた。黒い影の正体は見知らぬ男性であった。男性は外国人であった。私に近寄り私の知らない言語で怒鳴りつけてきた。とりあえず、私は自国の言葉で「ごめんなさい。」と伝えた所彼はさらに怒ってしまった様子で何かを言っていた。すると慌てている様子でサリーが彼に近づいて何か話している。外国人は納得した様子であったので私はホッとしていたのだが、外国人は私に近づき片言で「お前、木恩出身、早く消えろ」と言われた。思わずカチンときた私は、「私を侮辱しているのですか?」と我を忘れて怒鳴った。するとサリーは「糸米あなたは新入りよ少しずつ調査員たちとはコミュニケーションをとって行かないといけないのよ。」と言われたが、私は納得できずに「じゃあ、なんであの人は私に消えろなんて言ったのだ。」とサリーに問いただすとサリーは「それはあなたの国の秘密が関わってるかもしれないからよ。....ごめん糸米早く仕事に取り掛かって、糸米はこの周辺でなにか人工物が見つかったら、何でもいいからあそこのトラックに積んで。」となぜ私は初めてあった人から「早くきえろ」と誹謗中傷を受けた理由も十分に説明されままサリーより指示された仕事に取り掛かった。
現場周辺はトラックが30台ほど並んでおり、現場用品を格納してある倉庫がある。何かを発掘して調査をするのだろうか?私はスコップと鍬で発掘を始めた。焼け焦げたのか現場一帯の地面は黒く生暖かい。とても不思議な場所である。しばらく掘り進めると何か黒焦げたフライパンのようなものが出てきた。その瞬間この仕事をして初めての成果。私はこの大陸に来て以来。初めて喜びを感じた。私はサリーの元に行き「見つけましたー」と報告したがサリーは「そんなのよくあるよあ早くトラックの荷台に入れて頂戴」とサリーの顔からはそんな細かい事一々報告するなと言わんばかりの表情をしていた。
その後も私は発掘調査をしていたが、警報がなり、サリーから「糸米伏せて」と指示があった。
私は再びあの嵐が来るのではないかと不安になった。




