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私たちが残すべき記憶  作者: 箕宝郷
大陸調査
30/33

晩餐会(1週間に4回投稿頑張ります。)

 私は懇親会の会場に到着した。会場と言ってもキャンプ場のような感じで想像していたものと違っていた。着信携帯の着信音がなったので私はスマホを取り出すと、見覚えのある番号から電話がかかっていた。私は電話に出ようか迷って画面を眺めていた所、いきなりサリーが「ちょっと、糸米。使用のスマホは持ち込み禁止だよ」と言って私のスマホを取り上げてしまった。「おい、ちょっと待てよ。」と思わずサリーに怒ってしまった。「するとサリーはこの番号もしかして。」とつぶやくように言うと「糸米よく聞いてこの番号の相手はもうあなたの事なんて考えていない。木恩にいた時の人間関係はすべて忘れてもう、貴方がここにいる以上。その覚悟を持ってほしいの。それにこのスマホは父の方で申し訳ないけど処分させてもらうわ。」と急に言い始めた。サリーの身勝手な行動に私はカチーンときてサリーに殴りかかろうとした瞬間。

 「おいサリーもっと丁寧に説明しないとダメだよ。糸米さんも落ち着いて。」その瞬間私は我に返り、サリーに「ごめん。ちょっと、やり過ぎた。」と一言謝った。マグダエルは淡々とした口調で「糸米さん「、イマルク大陸調査は決して木恩にもらしてはいけない情報があるんだ。例えばさっき見せた映像はこのきれいな街をあの過去の木恩の指導者が破壊したのだ。これは木恩国で秘密にしている情報の一つなんじゃ。それに、木恩製のスマートフォンなどの電子端末は基本的に政府が情報管理しているとの噂も流れている。だから、糸米殿申し訳ないが、そなたのスマホは、私たちが預かっても良いか?代わりのスマホを用意するから。」

 私は正直気乗りしなかった。しかし、今更この大陸を出ようにも出られない。大統領事件以降、興味本位で秘密を探ろうとしたが、まさかここまで大事になるとは考えてもいなかった。マグダエルは現地の言葉で何かを話すと現地の人たちは一斉に料理作りに取り掛かった。

 「今なんて言いました?」と聞くとサリーは「何?ボケっとしてるの?早く宴に取り掛かってって父さんは言ったのよ。」私はサリーに「ありがとう。」と一言いうと照れくさそうに「勘違いしないでよね。あたしはあんたの通訳じゃないんだから。」私はサリーの言動を見てある人物をふと思いだしてしまった。

 しばらくすると懇親会が始まった。懇親会では訳の分からない言葉が飛び交っていた。懇親会ではサリーとマグダエルとしか話せなかった。

 翌日から調査が始まるのかと思いきや始まったのは屈辱的なことであった。

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