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私たちが残すべき記憶  作者: 箕宝郷
大陸調査
24/31

黒い大陸

 23日投稿予定でしたが、約束を守れずに申し訳ありませんでした。

 飛行機に搭乗中、いろいろな事を考えていた。美香の事、家族の事、そして今後の事。そうこう考えているうちに目的地イマルク大陸に着陸したようだ.....っと思っていたのだが、実際に降りてみると隣国である意国であった。木恩語で無い言葉が飛びかう中で(まさか、美香の策略にハマった?)と思い絶望しながら空港出口に向かった。

 荷物を取っている時、金髪の女性と白髪の男性が私の元に来て流暢な木恩語で「あなたが、木恩共和国から来たイマルク大陸調査員希望の糸米さんですね?」と言って来たので「はい」と元気よく答えると「んじゃ、私達について来てください。」と言っていたのでついて行く事にした。私は顔と名前が知っていることを不思議に思いつい「あのーなぜ私の名前と顔が分かるのでしょうか?」と聞いてみた。そうすると金髪の女性は「伊新さんって女性から連絡があって、糸米っていう知り合いの男性がイマルクの調査員になりたがっているから協力してやって連絡があったの。それで、写真とかの基礎情報送ってもらったってわけ。」

「なるほど、でもすぐに調査員になれるのですか?その専門的な知識とか技術とか無いと難しいとかないですか?」すると金髪の女性は少し呆れた様子で「雑用なら誰だって出来るだろうよ。あんた大丈夫?」と言われた。すると白髪の男性が「詳しいことは後で、さぁ次の飛行機に乗るぞ!」と言って案内されるまま次の飛行機に乗り換えた。

 飛行機に搭乗すると、白髪の男性が「オウ、マイゴット、席がバラバラになってしてしまった。」と言いながら、糸米さんはトイレから一番近いここに座ってください。」と言いて来た。白髪の男性と金髪の女性は不満そうに「お父さん何やってるの?これだから調査団長になれないんだよ。」と言った。(えっ、2人親子なの?)と思いながら(随分と生意気な娘だな)とも思った。

 しかし、不気味に感じるほど客が殆どいない。機内はとても静かで飛行機のエンジン音が聞こえるのみであった。特にやることが無いので私は眠りについた。

 しばらくして目が覚めると機内食の弁当が置かれていた。んだよ。声かけてくれよと少し苛立ちながらもお腹がすいたので機内食を食べることにした。弁当はとても冷たく、思わず「冷たっ」と言葉に出してしまった。機内は私の声で響いてしまったが、幸いにも客が少なかったためか注意されたり、目線を感じることは無かった。

 食事を済ませた後、音楽でも聴こうかとスマホを取りだし画面を見ると一件霧浦から通知が来ていた。

個別チャートの画面を見ると「お前、完全にやらかしたな」とメッセージがありその後「退会しました。」とあった。その時、背筋が凍り音楽を聴く気にならなかった。

 いろいろ気になることがあったが、着陸する旨のアナウンスがあった。トイレに行く際にチラッと窓の外を眺めると黒い大地が広がっていた。「これから、この不気味な大地で過ごすのか...」そう不安になっていった。

 次いで金髪の女性と白髪の男性親子の名前を聞くタイミングも逃してしまったので、見計らって聞きたいと思う。

 陸地に近づくにつれ生暖かく感触の悪い空気が次第に機内を覆い始めた。

続く

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