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縄文文書(もんじょ)で世界を救え!! ― 01  作者: 幸田 蒼之助
五、

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27/36

5-4、

※なるべく縦書きでお読み下さい。

 岩切ら教育委員会の努力虚しく、事態は迷宮入りへと至った。


 岩切の手によりスポンサーが迅速に動き、ブツは某引越会社によって、首都圏のとある神社に持ち込まれたと判明。が、その場で別の引越会社トラックに積み直され、そのままどこかへ運び去られたという。


 担当したのは個人経営の引越事業者だったが、スポンサーの諜報部があの手この手で業者を脅し上げ、運び先を聞き出すことに成功した。


 しかし足取りを辿れたのは、そこまでである。


 運び先は某県のレンタルコンテナーと判明した。だが、そこは玉澄金作名義で一ヶ月だけ契約されており、それもわずか一日で急遽解約されていた。ブツはどこかへと持ち出されたらしい。


 以後、ブツの行き先は(よう)として知れない。


「畜生っ!」


 地団駄を踏む、岩切。


「成功報酬、ゼロかよ」


 悔しがる岩切とは裏腹に、四人のメンバーは一週間見込みの出張が三日で済んだことに小躍りしていた。


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