表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/78

23話

よろしくおねがいします。

23話


夜、風呂場にて。


「決して狭くないはずなんじゃが、レインとはいると妙に圧迫感があるのぉ……なぜじゃ……?」


「寧ちゃんより背が高いからなのです?」


「うーむ、それも、じゃが……まあよいか、少し寄れい。ワシも浸かる」


「おいでなのです!」


配信を終え、お泊まりモードになったふたり。飯を沢山食べてうっすら眠くなったので、寝落ちしてしまう前にお風呂に入っておこうとなった。

大魔王様もハイエルフさんも、元の世界では風呂の文化に馴染みはなく、衛生状態は魔法でどうにかしていた。

こっちに飛ばされてからは、豪に入れば郷に従えの精神から、同居人と一緒に入ることが多くなった。それが、互いの同居人の、少しズレた感性からくるものとは、まったく気付けぬまま。

というわけで、大魔王様とハイエルフさんは、一緒の湯船に浸かっているというわけである。


「やっぱり風呂はいいのう。何故元の世界ではコレを知らなかったのか……」


「元の世界でも、おんせん、というものはあったのですよ。ハイエルフでも長老クラスしか入れない秘境で、モンスターと一緒に浸かるような、なのですけども」


「そういうのは得てして魔素が濃いからのお。ワシも1度は試しておくべきじゃった。惜しい事をしたのう」


「こっちの世界の温泉も、きっととっても良いところなのです!今度一緒にいくのです!」


「うむうむ、よし、では寧もつれて小旅行としようかの!楽しみじゃのぉ」


「おんせんおんせん!温泉宿のお料理は、濃い味はあるですかね〜」


「大抵は和食じゃろ。旅人向けのを探しておいてやるのじゃ」


「和食もすきなのですけれども……中華がいいのです!スタミナチャーハン、美味しいのです!」


「温泉上がりにスタミナチャーハン……考えただけでちょいと胸焼けするのう……」

★5評価やブックマークなど、どうぞよろしくおねがいします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ