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ボッチパーティー  作者: 巧レ以
99/107

根源

前回のあらすじ


魔王様まじ魔王。シードルさん全力出したのにまったく効いてなくてしょんぼり…





「オイラとゆっきーで注意を逸らすからアイツのフィジカルをメタメタにするニャ!」


「めた?…は、はい!」



二人が前に出る!少し遅れてボクも魔王に接近するよっ!


ナマエさんが真正面から高速パンチ!靱負さんは別角度から崩月と鰹鳥で攻める!あーけど当たらない!全部見切られてる!


い、行かなきゃ…タイミングいつ!?ど、どうしよ、とりあえず自バフしていい?無防備で近づくの怖すぎる…



〈アイアンウォール〉〈セイブザセイバー〉!!



魔王は回避に徹してる。全然攻撃してくる素振りがないのが逆に怖い、余裕ですね…

よし、やるか!やるぞ!!



〈フィジカルブレイク〉!

デュ パァン!



うぁ、一瞬で解けた!うそーん。



「ふーむ。ところでまおーサマ、〈ちょっといいかニャ?提案があるんだけど〉!」ドンッ!



でたーーー!!ナマエさんの不意打ちスキルが入ったぁ!これは効いたでしょ!





「これが提案か?フン、片腹痛いわ」


ドンッ!!!


あら〜腹パンをお返しされて吹っ飛ばされた!魔王様はノーダメージですか、やっば…



「片腹痛いって…真顔で言われてもニャあ…ジョークにしては笑えんニャ」



そういいながら回復するナマエさん。強がってるけどかなり痛そー。



「これで終いか?こんなものか…では我の番だ」



右手にクリスタルが集中してなにかを形作っていく。松葉杖、かな…むしろ銃?マシンガンみたいな形…



ドドドドドドドド!!!!!



「いやマシンガンじゃん!!」


シードルさんに銃弾が!即座にバリア!一瞬で砕かれてボロ雑巾みたいに!ああっ!!




「シードルさん!!生きてますか…?!」



「う…っ…」


「よかった、すぐ回復します!」



LPがゼロになると回復薬とか使っても回復できないからね、中の人が死ななくてよかった…けど従魔のおばあちゃんはしばらく召喚できないだろうな…



「ほう、これを知っているのか。しかし解せぬな、知っていて誰もこれを使わぬのは何故だ?容易に扱える上、これほどまでに効率よく掃討し得る兵器は他に類がないと思うのだが」



えーっと、しゃべっていい?


「この世界では使用を禁止されてます」


「…そうか、"奴等"の差金か。つくづく人間とは哀れな存在よ。だが、分からんでもない。これは()()過ぎだ。力というものは誰しもが持つべきものではない。力無き者にまで力を与えてしまっては、行き着く先は破滅しかない。

無駄話が過ぎたな。終わりにしてやろう」


「"モノリス"」


靱負さん?!いつの間 おおっ!地面から金属のでかい柱が現れた!モノリス?靱負さんの武器…というか盾かな?珍しい。

魔王とボクらを隔てるように壁を作ってくれたんだ。このラスボスステージって隠れる場所とかないもんね。あ、ナマエさんも来た。あ、プレイヤーさんも来た。魔王は最初の位置からずっとマシンガンを乱射してる。



「ふぁー、あの銃ヤベー、弾が無限だニャ。マガジンを替えるスキをつけないニャ」


「ええっ、どうしましょう…てかこの壁壊れないんすかね」


「武器は壊れないから大丈夫なんじゃね?そんなことよりどうすっかニャー」



ナマエさん、余裕なくなってきてる…?不安…




お、音が止まった。



「まだ我を殺せるつもりでいるのか?かまわん、気が済むまで挑むがいい。貴様らがどれだけ足掻こうと絶望に苛まれ虚無に蝕まれるだけだ。やがて万策尽きた時、自ら死を請うことになるだろう」



はいはい、言われなくても死ぬまであがくつもりですよ。まだみんな生きてるし、なんとかなるよ。



「ぁそうだ、ナマエさんマナ茶とか余ってません?手持ちほぼなくなっちゃって」


「こっちももうないニャ」


え、ぜつぼう…



「ウソだニャ。でもマジでこれだけしかないから大事に使って」


「びっくりした〜。はい、ありがとうございます…

あのー、敵の攻撃パターンとかステータスってどんなかんじなんですか?」


「あ〜、まず名前、登場したときは『最初の勇者』だったけど、頭がぱーぷるになってからは『インヴェイルス・ルート』になったニャ。で、攻撃パターンとステータスはー…ザンネンながら見えないニャ。たぶんこっちのスキルを遮断するプロテクトみたいなもんがあるんだと思うニャ」


「ええ〜まじっすか!困りましたねぇ…あ、プレイヤーさん!ここでプレイヤーさんの出番じゃない?教えてください、なにかいい方法ないですか?」



「さあ」


「さあ!」「さあぁ?!つかえねーーー!!ww」



すっ。靱負さんを指差すプレイヤーさん。



「シードルさんから魔将石をプレゼントされました」


すっ。今度はボク?


「シードルさんからスキル〈奥義(仮)〉をプレゼントされました」


奥義?なん…うぅわ え!?まって!おわーーなにこのスキル!えぐ!ふつうに魔王倒せそうなんですけど!いいの!?



「ゆきえさん、それで強い武器を創って。レビンくん、それを元に強いスキルに創り直して。ワタシだけじゃできないから…みんなで協力して魔王を倒そ」



わ、あのシードルさんが協力だって。感動…



「あれ〜?オイラにはぁ〜?」


「はっ…あの、ごめんなさい、なまえさんを強くしてあげられるもの、なくて…」


「まあいいじゃないですかーしーちゃんを困らせないでください。ナマエさんもどうせ魔将石持ってるんでしょ?それ使えばいいじゃん。

いやまじナイスですしーちゃん、ほんとありがとう!スキル創作!それですよ!いま持ってるスキルで倒せないんなら、新しくスキルを創ればいいよね!対魔王専用の、魔王特化型ワクチン的なスキルを…って聞いてます?」


けっきょくサンドイッチもらってるし…


「ハイハイ聞いてるニャ。特効薬、いいんじゃニャい?けどスキルが無効化されたらどうしようもないニャ。それを打開する方法を」

「『破魔矢』を創作しました」


プレイヤーさんがカットイン。矢ってことは、靱負さんのアナウンスか。靱負さんの手には矢尻がもろ魔将石でできてる大きな矢がにぎられてる。



「おおお!?コレ通ったの!?マジかニャwww イケる!これで勝てるニャ!!」


「なになに??勝ち確ですか!?それはうれしいお知らせですけど、いまもらったスキルはいらなくなったってこと?」


「いやさすがにソレ一本で勝てるほどカンタンなお仕事じゃないニャ。もう一押し、ちょっと待つニャ…チョチョイのチョイっと、ハイ スキル創作どぉーん!」



「却下されました」


「んニャあ?!なんで!!?」


「名前がださい」


「はあああ〜〜!!?ナメてるニャ!!」


ザッ


「人間では無いものが混ざっているとは思っておったが…"それ"はならぬ」


魔王!!?モノリスの上に立ってる!やばそうな剣を振り上げて、視線の先は…プレイヤーさん!あぶないっ!!!





「レビン!!」








つづく






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