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ボッチパーティー  作者: 巧レ以
92/107

クライマックスボスラッシュ③


「まーまー、倒したからいーじゃニャいww オマエサンだってプルートが倒れる前は通常攻撃でチマチマやってたニャ、もっと火力上げてたらクラーケンが登ってくる前に倒せてたニャ」


「ええ〜だってマナ茶節約したいじゃないですかぁ。だいたい『たたみかけるニャ』って言ったひとが動かないってだめでしょ!」


「ヤバそうなら手ぇ貸そうかなって思ってたニャ、ネコの手をw でもプルートの残りのLPとふたりのスキルの威力を()()らイケるのが分かったから任せただけニャ。

ところであれは新しく創ったスキル?」


「あ!そうですよくお気づきで!冥葬と書いて"アイデスべリアル"です!まず冥葬は冥槍とかかってまして、この武器専用のスキルなんですけど発動すると向かい合うふたつの巨大な刃がこうガッと」

「早口でしゃべるオタクのそれwww 見てたからいちいち説明しなくていいニャw」



「…」ぺこり



おっ、靱負さんが頭を下げてる。ん?あ、クラーケンを逃しちゃったこと気に病んでるんだ。



「オーゆっきーそんな気にしなくていいニャーこのパーティーには役割なんてあってないようなもんだし、クラーケンが上がってきてくれたおかけでプルートも早く倒せたニャ。むしろグッジョブニャ」



…はっ、これは靱負さんをしゃべらせるチャンスでは!


「いやいや甘いです!前から思ってましたけど靱負さんには妙に甘いですよねナマエさんって。ずるい!ずるいです!

靱負さん、いつもみたいに黙ってても誠意は伝わりませんよ、悪いと思ってるんならちゃんとお詫びの言葉を述べるべきです。さあ言ってみましょう、『ごめんなさい』、はいどうぞ!」


「………………」すっ


ん?紙…また設計図かな?



『謝罪文


この度は私の不手際にてクラーケンを取り逃がしてしまった事、深く反省しております(中略)今後は二度とこのようなことがなきよう(以下略)』



かたっ。ガッチガチの謝罪文きた。こういうのを期待してたわけじゃないんだけどな…誠意は伝わりました。



「お前達なにおしゃべりしてるんだいッ!さっさと戦わないか、グズグズするんじゃないヨ!」


「ハイハイ分かってるニャ、最初の作戦通りそっち二人はスルトをやるニャ、オイラはクラーケンニャ」



スルトか、よーし新しい武器の本領発揮ですね。



「シードルさん、MPは大丈夫?」


「う…だ、大丈夫だヨ!誰の心配をしてるのサ!」


「いや大丈夫じゃないでしょぜったい、そんなに強がらなくていいんで離れてこっそり回復してください。落ち着いて、準備が整ってから戦線に復帰してくださいね。マナ茶のストック足りてますか?不安ならボクの」

「ちゃんと持ってるサ年寄り扱いするんじゃないヨまったく!いいから先行ってな」


「はーい。じゃああとでねー」




さて、やっちゃいますかスルト攻略!

コアはマグマの鎧に守られてるから、マグマを冷え固まらせて はぎ取っていくのがセオリーだよね。けど近づくと熱でダメージ受けるのが厄介なんだよなー。シードルさんみたいに遠距離攻撃で削っていけたらいいけど、ボクはあんまり有効な魔法持ってないから、やっぱり近接攻撃しかないよね。ということで…がまん大会やるかぁ。よし、覚悟!



おらー氷の槍をくらえーおらおらおらぁ!!!あつあつあつあつ体が溶けるぅぅぅ〜〜ううがまんがまん!!くぅ〜ヒートアップしてきましたよぉおりゃぁ!ここか!?ここがええのんかぁ!んぎゃあーやばいやばいLPが!しぬ!むり!!



はぁ〜〜回復回復…っだぁー死ぬかと思ったぁーきっつー…



「レビン、さん…」


あ、シードルさん、の中の人。ん?これは、氷の精霊てきな従魔?


「か、貸してあげるね。この子の特性、"鎮火の加護(アイスベール)"。これで近づいてもやけどしない」


「おおお〜助かります!ありがとうございます。あのー今さらですけど さんづけはちょっと、今さらな感じがするんで、ボクのこと呼ぶときはふつうにレビンか、それか君をつけるのもありかなぁレビンくんって」


「うん…レビン、君」


「はい!じゃあボクはしーちゃんって呼びますね。えへへ、仲良しですねぇ」


頬を赤くするしーちゃん。もーかわいっ。





「いきますよっ!」


おー熱くない、これはいい!快適!よっしゃー槍を刺してやるぜーざくざくーーっと!マグマがにゅーって伸びて襲ってくるけど遅い!凍りつくがいい!わははははは!!




「ヘイ、アレをアイツにアレして」


んお、ナマエさん。あれ?またクラーケンが近くに来てる。結局3対2じゃん。

アレをアレするって…あーあアレね、了解!



こんにちはークラーケンさん、こっちだよー。そうそう触手を伸ばしていただいて…〈冥王飛行〉キャッチ!

よいしょ、触手につかまる前に遠心力でぶん投げる!おりゃあっ!



ブォン!

ジュウウウウウウウ〜!!!



よしよし狙い通りのところに飛ばせたぞ。スルト先輩まじ焼却炉〜。

すっごい蒸気だなー。溶岩が固まってきた。クラーケンもただ焼かれるだけじゃなくて体から水出してるし、お互いにダメージを与えあってるんだ。こりゃいいや。



ん、なんか音が…あ!ヒル・ジャイアントが回転しながら猛スピードでこっちの方にくる!靱負さんまたやらかした…?いや、わざと誘導してるんだ、まさかここにぶつけるつもり!!?






つづく










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