まおーさんちの玄関の前でわちゃわちゃ
「まずはー、引きこもり魔女。オマエサンはスルトを担当するニャ。一点集中でコアまで一直線に人形を押し込み続けるニャ。氷魔法ある?」
「誰が引きこもりだいまったく…氷魔法くらい使えるヨ、誰に向かって聞いてんのサ」
「うむ、オケニャ。立ち位置は…あ、良いコト思いついたニャ、他の四天王に背を向けるような場所でスタンバっとくニャ。たぶん途中でビーム攻撃くるから、ひらっと避けて、そのビームを後ろにいる四天王に食らわせるニャw」
「同士討ちですか、うまくいくかなぁ?」
「モノは試しニャ。うまくいったらビーム誘って逃げてるだけでカタがつくニャww
お次は白いチビ。オマエサンはプルートをやるニャ。あの聖剣で脚をブツ斬りにしたらいいニャ。それと、ひとつ策を授けるニャ」
「策?なんでしょう」
「ごにょごにょ…」
「え?そんなことできるの?あ、あの時話してたのそれかぁ。えー面白そう」
「…」
ピコーン
《靱負よりトレードの申請が来ています》
「あ、ちょっと待ってください、靱負さん?トレードだって…」
なんだろ…あ、これ!新しい武器!!名前は"冥槍【氷結地獄】"だって。槍っていうかバトンみたいな短い棒なんですけど…?まあでも軽そうだし、片手で武器を持って、もうかたっぽの手で魔法を撃つボクのスタイルにはあってるなぁ。
そういえば前に新衣装をおひろめした時、靱負さんが服に合う槍の設計図を見せてくれたことがあったっけ。あの時とはデザインが変わってるけど、まさか本当に作ってくれるとは…
で、これと引き換えに要求されてるのは?…ご、5000リン…いやいやいや…
「靱負さん、5000リンはちょっと安すぎますよ、え、まだボクのこと貧乏だと思ってます?さすがにもうそれなりに蓄えはあるんで、正当な値段でいいですよ」
「使うといい」
ぎょっ!ゆ、靱負さんが、まともに会話を…
「もうそういう遠慮とかどうでもいいニャ。この状況でリンなんて持っててもしょうがニャいんだから、構わず貰ったらいいニャ」
「そ、それもそうですね…ナマエさん、いま、靱負さんがちゃんとしゃべったんですけど…『使うといい』だって」
「聞いてたニャ。耳はついてるニャ。だからなんニャ?」
「え、いや…
じゃあ靱負さん、ありがたく受け取らせてもらいます。へー槍なの?刃がないけど…」
ずっと魔法"剣士"やってきたから剣以外の武器って初めてだ。装備して…こうかな?突きっ!
ボッ
おお氷の槍がでた!それも2本同時?!1本は柄の先から、もう1本は空中の変なところからでた!あ、MPがちょびっと減る…まあいいや、もうちょっと試してみよ、突き!突き!ボッボッ
外角高め、内角低め…2本目の刃はランダムで柄とはズレたところからえぐりこむようにして出現するんだ。
ちなみに剣みたいに振ると…あ、あれだ、ピッケルみたいに90度曲がって刃が出る。なるほど、あくまで刺しにいくんだね。
攻撃しないと刃が出ないからガードはしにくいけど、対人戦だと相手いやだろうなー。これはちょっと…いやかなり面白いぞ。
「コキュートスって、あの時のコキュートスの素材使ってる?」
こく
「やっぱりニャ、オイラも討伐手伝ったヤツニャ。そりゃもうオイラがいなかったら作れなかったといっても過言じゃないニャ、」
「へー、じゃあナマエさんのおかげなんですね。すごーい、ナマエさんありがとう!」
「ナッハッハ、調子狂うニャーww」
「もちろん靱負さんもありがとうございます。ほんとは剣が好きだけど、今回の四天王戦はせっかくなんでこれでいきます!
あ、まてよ…ナマエさん提案、この武器氷属性なんですけど、ボクもスルトと戦っていいですか?」
「ん、オイラもおんなじ事考えたニャ。じゃあウィザード2人でスルトとプルートを相手するニャ、2対2だニャ」
そうだ、武器がスピア系だとスキルって…あ、やっぱり、威力が変わってくる。〈突撃〉の威力が上がって〈ストライクバースト〉の範囲が狭くなるんだ。スキル構成変えなきゃな…おもいきって新しいスキルとか創ってみようかな?これがこうなってこんなかんじで…はい申請〜っと…まあどうせバトルには間に合わないと思あ創作完了?!はっや!!
「オーイ、もしもーし?話聞いてたかニャ?」
「あ、ごめんなさい、スキルいじっててまったく聞いてませんでした」
「ん〜ナメてるニャ。オイラの作戦を聞かないってことはー?独りで全部やっつけてくれるんだよニャ?オイラ達は高みの見物させてもらうニャ」
「ひーごめんなさい!もっかい説明してください!代わりといってはなんですけど、面白いこと発見したんでそれを教えるから、お願いします〜」
「先に言うニャ。おもろいコトって?」
「はい、今ね、スキルを創作して申請してみたんですけど、爆速でオッケーもらえて、今この間にもうできちゃったんですよね。すごくないですか?運営さんもこの戦いを応援してくれてて最優先でやってくれたのかも」
「んあーどうかニャあ、そりゃちょっと自意識過剰じゃね?w 大しておもろくもないし。
まーしょーがないからもっぺん教えてやるニャ、オイラがクラーケンをやって、ゆっきーはヒル・ジャイアントを引きつけて足止めしながら他3人のサポートしてもらうニャ。スルトプルートクラーケン、この3体を先に倒して、ヒル・ジャイアントは最後に4人で仕留めるニャ。わかった?」
「わかったぁー」
「なにその返事w
あー長かった、やっと戦えるニャ。そいじゃあドアをノックするかニャ。
まおーくーん、あーーそーーぼーーー!」
つづく




