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ボッチパーティー  作者: 巧レ以
77/107

孫こうこう爺

【だいぶ前から公開可能だったけどなんかタイミング逃しちゃってた情報】


アーカイブ

冒険者(プレイヤー)が創作したスキルや武具の設計図を保管する神の方舟…っていう設定だけどわかりやすく言うとネット販売とかクラウドみたいなイメージかな、アーカイブを利用するといつでも好きなタイミングで創作スキルや設計図を売り買いできるよ。

登録料は1つにつき15万リン、一度登録したら基本的には消えないから何人でもダウンロードできるよ。使用(ダウンロード)料は創作した本人が決められるけど、性能によって下限が設けられてるみたい。高威力のものがタダ同然で世に出回るとゲームバランスが崩壊するからね。使用料はもちろん登録者に入るよ。それを商売にしてる人気のスキル作家さんやプロデザイナーさんも存在するよ。アーカイブに上げてない完全オリジナルの創作物は"ユニークスキル"とか"ユニーク武具"って呼ばれたりしてるよ。靱負さんもシードルさんもたぶんユニーク、いろんな意味でね。

ちなみにスポンサー企業のプロダクトは設計図とかじゃなくて完成品がお手元に届くよ。





パパパパパパパパパ…ドドドドドドズゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!

あひゃ〜!き、きもちいぃ…





ォォォンン…




わー派手だったー、拍手!ま だいたい1対1で使う技じゃないんだけどねこれ。BKさんに連射花火を全弾注いでみました。


あー真っ黒こげ、動かないけど、死んだかな?いや、死体が天に召されないってことは完全には死んでないみたい。BKさんターミネーター並のしぶとさだからまた起きてきちゃうかも。警戒しながら様子見しよ。




さーてナマエさんのほうは?


遮那さんが地上に降りて戦ってる。うわー激しい剣撃!ナマエさんもかわしながら手を出してるけどそれも相手にかわされてるなー。剣と素手だとナマエさんが不利な気がするけど、投げ技とか締め技を狙っているのかも。

お、遮那さんがモンクのステップ使ってる。あ、あれはナイトの〈抜刀斬〉、今度はたぶんアサシンの…よくわからんスキル、と思ったらなんか召喚し…あ、ナマエさんに潰された。ナマエさんも強い!ナマエさん敵のスキルを見抜くスキルを持ってるからなー。スキルのデパート遮那さん対どんなスキルもお見通しナマエさんの対決、どっちが勝つかな?



「のう、ひま?」


「うわあよよよヨータさん!!?」

ビビったー!すぐ横にいた!ちっちゃいおじいちゃんが横に!


「うむ。お前さん魔王を倒すんか?」


「あ、はい。だって誰かが魔王を倒したらもう出てこないんですよ、ね?たぶん…。なので、ボクが魔王を倒す最初で最後の人になりたいんです。だめですか?」


「おぉ、いいんじゃねぇ?まあひとそれぞれよ、お前さんの自由じゃ」


「ヨータさんは魔王討伐興味ないんですか?一緒に倒しません?」


「…うーむ。お前さんにとって魔物とは何ぞや?」


「魔物とは…まあふつうに敵、ですかね。駆除対象です。それが冒険者の使命じゃないですか?」


「んー普通じゃのー。間違っとりゃあせんが、少し違う。ええか、魔物は"資源"じゃ。必要な分だけいただく。魔物を根絶やしするのは…そりゃ自然破壊よ。自然破壊は好きか?んん?自然は破壊しちゃダメじゃろ。のう、ワシゃそう思うがな」


「自然破壊…はーなるほど、そういう考えもあるんだ。持続可能な社会ってやつですね、うーん、それもそうかもしれないですね。

まあでも、破壊しますけどね」


「ぶはっw まるで聞いてねぇわww そうかー自然破壊もお構いなしか、まあ…んん、それも良かろうて。

しかし我が強いの〜あやつによう似とるわ。しっかり染まっとるのー」


あやつって、ナマエさんのことかな。


「似てますか?てか別にナマエさんの考えを聞いて、それに賛同してついていってるわけじゃないですよ、ボクは」


ブシューーーーー



あ、あれはナマエさんが作ったアイテムの"浴びるマナ茶"、正式名称忘れたけど。発煙筒から出る青い煙を浴びるとMPが回復するんだよね。地面に投げて浴びながら〈(ヤン)スタンス〉で待ち構えた。

遮那さんが少し離れた所で手を上げて…竜巻発生!ナマエさんがふっとばされた!代わりに煙を浴びる遮那さん。あー取られたー…




「かかったニャ。ポチッとニャ」


カシャン


ナマエさんが手に持ってるちっちゃいライト?みたいなものから光が溢れる。あっ、瞬く間にフィールドが寺院から闘技場のようなところに変わった!なにこれ瞬間移動?空間転移?領域展開?どうなってんの!?



「あれは…幻灯機(ファンタズム)か」


ファンタズム?あ、遮那さんが煙から出てる、せきこんでるし…いったい何が…?



「この状況、理解できてるかニャ?そのMPを減らす"バルスン"を浴びてか~ら~のぉ~コロシアム!どう?ヤバいニャあ、ねえヤバいニャあ??むっはっは、オマエサンはもう…詰んでいるニャwww」



「…すいません、全然状況が理解できないんですけど、どういうことなんですか?」


「え、ワシに解説しろって?やなこっためんどくせぇ」


解説してくれないんだ…してよ。



「…あー、コロシアムは、あれじゃ、アイテム使えんくなるやつ」


「ファンタズムってなんですか?」


「親善試合の景品よ。正確には選べるカタログギフトのなかの一つじゃがな。一定時間、空間をあれするやつじゃ」


「じゃああのバルスン?って言ってたのは?」


「もーなんでも聞くんじゃねぇよ質問が多いのー黙って見ておれ、孫か?!」



たぶん、要するに…あの煙はMP回復と見せかけてじつはMP減少毒だったんだ。自分が浴びることで相手を油断させて誘い込んでMP削って、仕上げにファンタズム?コロシアム?の中に閉じ込める。この空間にいるとアイテムが使えなくなるからMPの回復手段がなくなるってことかな。これが遮那さんの弱点か。



ここからナマエさんのターンが始まる…のかな?






つづく








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