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ボッチパーティー  作者: 巧レ以
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サウルス攻防戦③


さて、ボクもちゃんと戦わないとね。んー、地上戦と空中戦、どっちに入ろうかな…やっぱ空中戦かな、ウィザードがやっかいだから減らしておこう。行くぞぉっ!


地上にいる前衛さん達の間を飛んで、敵陣深くまで一気に接近しよう。敵ウィザードと同じ目線で近づくと弾幕うざいからね。ついでにすり抜けながら何人か刻んでおきますね〜ザクザクーっと。

そうだ、閣下のまねしてみよー…〈ラウンドスラッシュ〉!ぎゅんぎゅん!!おおー〈グラビティーメレー〉で強化されてるからめちゃくちゃ吹っ飛ぶな、いいねー。

あ、あそこにヒーラー発見、やったろ。くらえ〈ストライクバースト〉どーん!!よっしゃ撃破ー!ひっひっひ、遊撃手たのしぃ〜!げ、敵が集まってきた、止まると危険だ、さよならー。


はい真下からこんにちはー空飛ぶ剣士だよー。そこのウィザード!逃げてもムダムダぁ!この天下の名剣ルチルクォーツのサビにしてやんよぉ!おりゃあぁぁー!




よしよし、手近なウィザードはあらかた片付けたぞ。あとは、離れたところにまだいるんだけど、やっぱり四方から遠距離攻撃されるー。ひとりで敵陣にやって来ちゃったから格好の的だよね、攻撃避けるの大変〜。んー近づいていって斬ってもいいんだけど…本質は敵の全滅じゃなくって四天王の復活だからね、そろそろ次に行ってもいいかな?


お、シュナウツァーさんも敵陣を突破したみたい。よく見たらいつのまにかエリクシルさんもそばにいるじゃん。ふたりのコンビネーション見事だなー熟練ってかんじ。ナマエさんも抜け…たのに戻っていってまたザコを散らしに行ってるよあの人…遊んでるなー。

シュナウツァーさんに引き戻されて、三人で街を抜けて南方の砂漠に向かっていく。やっぱり次の目標に行くべきだよね。ついてこ。


はい合流。砂漠の方には怯者達いないみたい。街を出てしばらくは後ろから敵に追われたけど全部返り討ちにしたよ。




「あれ?もしかしてこれで終わりですか?あとはスルトの封印を解くだけですよね。楽勝じゃん」


「んーなワケないニャ、石のすぐ近くでとおせんぼしてるヤツがいるに決まってるニャ。アホなこと言ったバツとして先行って引き剥がしとくニャ。こういうのは遠距離攻撃マンのシゴトニャ」


「ボクが?ひとりで?またすぐそうやってボッチにさせようとする〜。どうせ強い人だけでかためてるんでしょ?むりですよー!靱負さんのあの毒ガスのやつとかドンのインドラみたいな大規模広範囲攻撃スキル持ってないんですから」


「はぁー使えないニャー」


「ぐっ!ボクだけじゃなくてみんなでやりしょうみんなで!そのためのチームなんですから」


「勿論だ、人には向き不向きがある、君ひとりが責を追う必要はない。皆で力を合わせればいいのだ。この人数では少々戦力不足が否めないが、近くまで行き状況を確認してから次の戦術を考えよう」


はーい閣下、みんなで行きましょうねー。

んー広範囲遠距離攻撃か、たしかにいっこくらいあってもいいよね。次の課題だな、考えとこ。






けっこう歩いたなー。そろそろ着くんじゃない?あ、なんか洞窟がある。あそこかな?



「あらーめんどくさいことになってるニャ」


「たしかにこの場所ですが、あれは…」


「封印石は動かせないはず…取り囲むように作ったのか」



「え?どういうことですか?あそこに封印石があるんですよね、なにか変なの?」


「"ダンジョンメーカー"だニャ」


「ああ、以前はもう少し奥の辺りにぽつんと置いてあったのだ、封印石が。しかしその周りにダンジョンが形成されている。間違いなく怯者によるものだろう。

さて、中の様子が確認できない訳だが、どうするべきか…」


「ああん?どうするって、行くに決まってるニャそんなもん。他に選択肢ある?記念写真撮って帰るのかニャ?」


「増援を待つか、迎えに行って味方を引き連れてきてもいい。むやみに入って全滅すれば取り返しのつかないことになるのが判らんのか」


あーエリさんか。このゲーム、死んだらペナルティとして持ってる魔石を落としちゃうんだよね。エリクシルさんが封印を解く魔石を持ってるから、エリさんが完全に死んだらこの四天王討伐作戦は失敗するよ。



ざっ。



「オヤ、先に着いてたのかい。なに突っ立ってんのサとっとと行くヨ!」


あ!靱負さんとシードルさんと…ちゃんと来たんだねーわぁー。あ、シードルさんおばあちゃんになってる。



「ハイ、役者はそろったニャ。まだ怖気付いてるのかニャ?まーオイラ達だけで行ってくるからここでチワワのようにプルプル震えて待ってるといいニャw」


「図に乗るな。先程言っただろう、皆で力を合わせると」



よーし閣下の決意も固まったみたいだし、みんなで行こう!このパーティーならきっと勝てるよ!




「こんばんはシュナウツァー閣下、そして皆様も。楽しんでくれていますでしょうか?」


「アルナイル…」


あ、そうそうアルナイルさん。思い出した。洞窟の入り口から姿を現したよ。


「スルトの封印を解く石はこの奥です。さあ勇者様、どうぞ中へ ひいっ!?」


話の途中で攻撃する靱負さん。容赦なっ。ナマエさん爆笑。



「ちょ、ちょっと!無粋な方ですね…そんな血気盛んなお客様のためにスペシャルゲストをお招きしています。さあ一体誰なんでしょうか!?ドキドキですね!ではここでヒントをオーノォ〜ストッピッ!ビークールビークール!」


ナイフを手に威嚇する靱負さん。あ、全部ナマエさんの指示か。



「それではご登場いただきましょう!本日のスペシャルゲストは…この方です!!皆様拍手を!」


「どーせドンだニャ」




洞窟の奥から現れたのは…はいドンでしたー。ナマエさん当てちゃダメでしょ。






つづく






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