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ボッチパーティー  作者: 巧レ以
23/107

魔法剣士対ドラグーン

「ナマエさん、行ってきます…」


「ブハハッ、情けない顔〜ww 負けたら罰ゲームだニャ」


「なんでさらにプレッシャーかけるんですかもー」


「アハハハハ、まあ気楽にやるニャ。見ててやるから、さっさと行くニャ」




あんなのでもいないよりはマシかな。ちょっとほっとする…






ここがスタート位置だよねきっと。けっこう広くスペースとるんだな…。


あれ、ヴァーミリオンさんの足元に大きな魔法陣が…え、試合始まったの!?まだだよね?



ギャオオオオ!


うわなんか出てきた!飛竜だ!従魔を召喚したのか。

うわー空飛ぶ系だ。どどどどうしよう、いや落ち着け、あれはただの魔物だ、落ち着こう。




「レディ……ファイッ!」


始まった!

ヴァーミリオンさん飛竜に乗って突進してくる!


とりあえず〈アイアンウォール〉で防御力アップしなきゃ、いつも通りいつも通り。



あー来るよー来る来る………ひゃあっ!!


「チッ!」


こえぇー!でもそんな直線的な動き当たんないもんねー。ちょっと落ち着いてきたぞ。


うわあ飛竜が炎を吐いたっ!距離を取らなきゃ。



「おおーい逃げてばっかじゃ勝てねーぞー!」


ギャラリーうるさいっ!分かってるっつーの!



よし、やってみるか。


騎手に向かって〈ファイアワーク〉で牽制!

着弾する前に飛行で急接近して…!


ヒュゥゥゥ〜〜ドドォン!

いま!〈ライジングレイヴ〉!


ザキンッ!ギャアォォー!


入った!まとがでかいと斬りやすいぜ!もう一発っ!



ガキィン!


くっそ槍ではばまれた!竜を狙ったのに合わせられたな。離脱離脱!




ふぅ〜ヒリヒリするー!

なんせMPが生命線だからなー、あんまり浪費できない。空飛ぶのもMP使うし。デカいの一発狙って攻めていくっきゃないっしょ!



「なかなか速いな、だがまだまだ!」


飛竜が飛びかかってきた!空中で縦回転!?しっぽか!


ビュン!ダァンッ!


あぶねーなんだあの動き、曲芸かよ!そのまま地面をキックしてまた飛んでいく。ついて行ったろ。


えーそこで急上昇!?ぶつかる!





「ん!?」


「あははは、おじゃましまーす…」


急に背中を向けるから飛びついちゃった。二人乗り楽し〜ってね。


「こいつ、降りろ!」


あー今度はきりもみ〜!


「うわああ危ないっすよ!」


この距離なら!〈スパーク〉!


バチィンッ!


「ぐぅッ!」グオォー!


よし、ふたりとも感電したぞ、体勢を崩して落ちていく!


チャンス!狙いはヴァーミリオンさんだ!くらえひっさ

ガンッ…ドカーーン!




いたぁ〜死ぬー。飛竜の尻尾アタックもらって地面に叩きつけられたんだ。思ったよりもスタンからの回復が早かったな、いててて…。



立ち込めていた砂埃が晴れてきた。ヴァーミリオンさんが槍を構えながらゆっくりと間合いを詰めてくる。竜から降りたのか。竜は…?

上空を羽ばたいてホバリングしてる。実質2体1かぁ、しかも制空権を支配されてる。



さてどうしようかな。飛竜一匹なら抑えられるかも。でも倒せたとしてもMPがすっからかんになるな。だったらやっぱり狙いは…



「オイ、降参するなら今のうちだ。あたしに勝てると本気で思ってるのか?」


「降参なんてしませんよ。勝つ気がないなら勝負なんて挑みませんって」


「フン、その度胸だけは誉めてやるが、いま降参しなかった事を後悔させてやるよ!いくぞオラァ!」


ビュン!


槍はやっ!この距離はやばい!離れなきゃ!


ギャオォゥ!ドン!


いたぁぁー!食べられそうになってかわしたけど体にぶつかったよ、すごい衝撃!

上に飛んで逃げると飛竜に襲われるのか!


その間にもヴァーミリオンさんが距離を詰めて槍を繰り出してくる!


槍やばいな!リーチの短い武器使いならスパークで動きを止めてからボコろうと思ってたし、リーチの長い重量武器は大振りするからその隙を狙おうって考えてたけど、槍は想定してなかったー!スパークの射程外だし突きが素早くて全然懐に入れない!剣でいなすのがやっと!いや いなしきれなくてたまにかすってるよーひぃぃー!



「お前、〈ダブルキャスト〉使えないんだろ」


「え…」



ダブルキャスト、魔法を使ってる最中に別の魔法も使えるようになるスキル。これを習得してないと〈飛行〉してるときに攻撃魔法が使えないんだよね…。ええまあ、お察しの通りダブルキャストまだ持ってませんけど。

っていうか攻撃中に話しかけないで今いっぱいっぱいだから!



「やっぱりな。お前みたいな低レベルのウィザードが、親善試合に出られるわけねーだろ!ナメんじゃねーぞ!」





あー、この状況、ナマエさんが言ってたなー。屈強な前衛とガチで戦ったら勝てないって。やっぱ無理だったのかなー。




無理…?勝てないから諦めろって?ナマエさんはそんなこと言ってたかな。

いや、魔法剣士でも勝つ方法はきっとあるんだ。ナマエさんは教えてくれた。考えなきゃ。真正面から戦うから負けるんなら、真正面以外から攻めればいいんだよ。



そうだボクは、魔法剣士なんだから!






つづく









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