表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボッチパーティー  作者: 巧レ以
100/107

アタッカーしかいないパーティーで最強魔王に挑んでみた〜ヒーラー?なにそれおいしいの?やられる前にやるしかないけどやる前にやられたので詰みました脳筋パワープレイわっしょい!〜

現在公開可能な情報


『モノリス』


靱負さんが創った投擲武器 兼家具。手を離すとオブジェクト扱いになるよ。素材はイリジウム鉱で靱負さんが持ってる武器の中では一番重い。

投げたり振り回したりできなくて、敵の真上でマジックバックから取り出して押しつぶすか、地面に伸ばした影から出現させて遮蔽物代わりに使うよ。重さを出すために素材を山ほど注ぎ込まなきゃいけなくて、生産がめちゃくちゃ大変だからそんなに使わないんだって。






今の声は…靱負さん…?ふつうに声出るじゃん。なんかうれしいな…


はぁ…まさか一撃でライフがゼロになるなんてね…プレイヤーさんがぶじでよかった…



ナマエさん、どんな顔してるかな。もう見えないや…





みんな、ごめんね…


































「オーイ、まだ終わってないニャ。いつまで寝てるニャ?とっとと目を覚ますニャ」






「えっ!!!い、生きてる…なんで??死にましたよねボク?!」



ここは?知らない天井…いや、ふつうにさっきの続きでした、謎の亜空間。天井すらないし。

魔王は…!

ん?なんだろうあの塊。あ、シードルさんの人形だ、集合して大きなひとつの塊になってる。たぶん魔王はあの中かな。



「誰が蘇生を…あれ?ナマエさん?その格好は…」


「お客サンお目が高いニャ!ハイ、説明して!」



え、誰に言ってんの?ボク知らないよ。



「スキル名〈バステト〉。〈ネコと和解せよ〉でスキャンした冒険者のスキルを使用することができる。このスキルの所有者は特殊なスキンを獲得する」


あ、プレイヤーさんか。


特殊なスキン…動きやすそうなインナーの上に、白寄りのグレーの、ゆるいローブみたいなのを羽織ってる。質素なかんじは全然しなくて、ところどころ金ピカな装飾もあるしむしろ神々しいかんじ。古代の王様みたいな、なんならほんとに神様っぽい装いだ。あ、よく見るとアイシャドウが。エジプトのあれっぽい、ツタンカーメンてきな?



「なんすかそのドチートスキルは…あ、じゃあ蘇生も使えるってことですよね」


「んなもん朝メシ前ニャ」


「はーーやっぱナマエさんでしたか、ありがとうございます…なんか、すごすぎて語彙力なくなる…

ところでそのスキルの弱点は?」


「言うワケないニャw」


「えーっと、たぶん元のステータスは変わらないから、魔法系は弱いでしょ。それにすぐMP切れるし。そもそもどれだけ多くのスキルを使えても、けっきょく魔王にはスキル効かないですよね?」


「…すぐそうやって揚げ足取るのはよくないニャ」


「弱点の把握は大事って師匠に習ったんでね」


「ほーぉそりゃあたいそう優秀なおっしょサンだニャw」


「優秀?どうかなぁ、ただの変人ですけどね。知ってます?ナマエさんっていう人なんですけど…あー知らないかぁ、あんまり有名じゃないから」

「いや知ってる知ってるww NAMaEサンでしょ?すげービッグネームだニャ、ウワええーあのヒトが師匠なの〜?そりゃよかったニャーサイコーじゃーん」


「あはははっ、手前味噌がすぎるんよw もーすぐ脱線しちゃうんだからw」



いかんいかん、まだ魔王戦の真っ最中だった。またしーちゃんに怒られちゃ…おや、しーちゃんほほえんでる、よかった…あれ?ちょっと泣いてない?なんで?笑いながら泣いてるってどういう感情??

あ、魔王魔王…



「で、魔王の対策は?」


「おー、完ペキニャ。なーゆっきー」


かすかにうなずく靱負さん。あれ、ずっとお面してなかったのに急にお面してる。集中したいのかな?てかなんでさっきからナマエさんニヤニヤしてんだろ…


さっき創作した"破魔矢"を崩月につがえて、それをさらに人間無骨にセット。え、弓を弓で撃ち出すの?意味あるそれ?



「あの矢には文字通り魔を破る効果があるニャ。当たればスキルが効くようになるハズ」



弦が引っ張られて崩月がバキバキと変形していく!そしてついに最終形態、うまいこと折りたたまれて大きな槍みたいな形になった。破魔矢はたぶん内部に収納されてる。ものすごいポテンシャルを感じる…!



バァン!!


おっと!魔王が解き放たれた!うわあ お姿が!全身に魔石が蔓延して魔王魔王した形態になってる!これが魔王様の真のお姿なのかっ?!



と同時に靱負さん弓矢発射!弓ごと!



魔王バリア!




バギィィィン!!!



うっわやばい威力!パワーが拮抗してる!でも初撃防がれたら威力落ちるんじゃ…?



ガキッ バリィィーーーンンン!!!



うえええっ!!魔王の右肩が吹き飛んだ!!?なんちゅう破壊力!!そしてプロテクトが砕けるエフェクトが!なにが起きたの!??


あ、元の形の崩月が落ちてる。初撃が止められたときに崩月が破魔矢をさらに加速させて撃ち出したのかな、2段階ブーストてきな?



「悪くない力だ、やはりこうでなくてはな」



魔王様もおよろこびに…ドMなのかな?

あ、吹き飛んだ腕がみるみる再生していく。再生できるやつかぁーーやっかいだなぁ…



「オイラのターン!!とっておきを見せてやるニャ!」







つづく







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ