とある狂信者からの感想
タイトル:新巻の感想
送り主:cosmo
本文:前略。突然のお便り失礼いたします。こういった形でメールをさせていただくのはこれで二回目になりますが、まだまだ文面等つたないところがあることに関しては、どうかご容赦のほど、よろしくお願いいたします。
新巻。読ませていただきました。一巻が出てから随分と間が空いたので、打ち切られてしまったのではないかと心配になっていたところでしたが、無事に刊行されてほっとしています。
前置きはほどほどにして、早速本題に入らせていただきます。
どうしてこのような内容になってしまったのでしょうか。
前回の感想で私は書きました。コハル先生の描く青春像や、情け容赦のない毒舌でぶった切る登場人物が好きでした。正直読んでいてすかっとしました。もっと言ってやれと思いました。
ですが、今回はどうでしょうか。そのキレは完全に失われてしまっているではありませんか。
何故でしょうか。もしかして、非難批判があったのでしょうか。もしそうであるのならば、そんな声など無視するべきだと思います。もちろん、中には毒舌を吐くキャラクターが好きという読者もいます。
ですが、それはただのエゴです。作品は自分の欲求を満たすだけのものであってほしいという傲慢で自分勝手な主張でしかありません。そういう輩は無視するべきなのです。どうせ自分で書くという発想もないまま、人に自分の求めるものを書いてもらおうとしか考えない、自分の足で立つことも出来ない赤ん坊のような存在なのですから。
ですからどうか、お願いですから、また一巻のようなキレを取り戻してください。あのキレのある毒舌と、それによって彩られる痛快なストーリーが大好きなのです。どうか、節にお願いいたします。草々。
コハル先生の大ファンより




