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この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

【告知あり】クズだらけのプロット

作者:蒼風
☆お知らせ☆
来週水曜日(8/10)ころより、一部を除いて非公開状態にいたします。詳細は活動報告(URL:https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3025770/)をご覧ください。

□あらすじ□
 俺は、物語が好きだ。愛していると言ってもいいかもしれない。ともかくそれくらい好きだ。寝ても覚めても、面白い物語を探し、吟味し、読みふける。そんな暮らしをしていたいと心から願っていた。

 だけど、現実はどうだろうか。「これは本当にプロのレベルに達しているのだろうか」と疑問に思う作品が増えていくじゃないか。

 こんなことではいけない。何とかしなければ。焦燥感だけが増えていく。しかし、現実として、俺に出来ることなんて大して無い。結果として「なんとかしたい」という思いだけが残ったまま、日々を怠惰に過ごしていくのだった。

 そんな俺にも、誇れる作家がいる。コハル先生だ。

 彼か彼女か分からないその作家が書いた作品は、久しぶりに俺を楽しませてくれた。可能性を感じさせてくれた。端的に言えばワクワクさせてくれたのだ。そんな気持ちになったのは久しぶりだった。こうして俺はコハル先生の大ファン──狂信者と化したのだった。

 ある日。一つの疑惑が生じる。コハル先生の正体はあのカースト最上位女・如月春菜(きさらぎ・はるな)ではないか?というものだ。

 そんなことあってはいけない。崇高な存在のコハル先生が、俺を敵視し、事あるごとに「あ、陰キャオタクだ」とレッテルを貼り付けてくるクソ女であってはいけない。

 疑惑の真偽を確かめ、安心したい。そう考えた宇宙は、春菜に一つのトラップを仕掛ける。これでいい。きっと、何かの間違いだ。コハル先生にかかった濡れ衣を取り払うことが出来る。今日の夜はきっと良く眠れることだろう。


「はぁーーーーーーーー!!!!????冗談でしょーーーーーーーー!!!!????」


 そんなことはない。現実は非常である。

 かくして俺がこの世で一番尊敬する作家は、一番忌み嫌っている女だったという事実が発覚したのだった。

 ……冗談じゃないんだな。これが。はぁ…………


□更新について□
・0時更新です。
・毎日更新予定です。
・本作はカクヨムでも連載しております。

(最終更新日:2021/12/28)
0.プロローグ
Ⅰ.いつもどおりの日常を踏み外して
幕間Ⅰ
Ⅱ.どうしても許せないもの
幕間Ⅱ
Ⅲ.作品をよくするための会議をしよう
Ⅳ.恋人体験β
Ⅴ.気が付いたこと、気が付けなかったこと
Ⅵ.加賀加奈子は最初から
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