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苦手な方はご注意ください。

謎の小学生達による謎の配信アーカイブ

 

 

少年くん「うっし……でけた!」

 

友達A「いやいや……やめね?なにこれ何を配信するんだよ」

 

友達B「まあまあ、もう引き返せないんだよ……俺達が始めた物語だろ!」

 

友達A「うるせえよ。確かにアイツ一度決めたら絶対やめないけどさ」

 

友達C「ねえ、見つかんないんだけど。前ここにあったバスケットボールどこになおしたの?」

 

少年くん「おめえの家じゃないしおめえのバスケットボールじゃねえんだよ。誰が教えるか。今日は勉強会って言ったよな俺?」

 

友達C「え?あれ隠語じゃないんだ?今日俺の家で(大人の)勉強会しねえ?みたいな」

 

友達B「それは僕もちょっと思った。部屋の様子見て違うのすぐに分かったけど」

 

友達A「いや勉強会する部屋でもねえだろ。なにこれ?カーテンをガムテープで固定してる辺り監禁部屋なの?」

 

少年くん「はーい。どうも〜、少年○偵団でーす。今日は夏休みの宿題やってない馬鹿共と一緒に勉強会しまーす……(チッ、0人か)」

 

友達A「聞けよさんした」

 

友達B「えっ、もう始まってる?」

 

友達A「こりゃ動画サイトに転載されないようにパソコンを壊しに行くしか無いな、臆病者はついてこなくても良い!行くぞ○ロリー」

 

友達B「はい……」

 

少年くん「それした瞬間お前の家に不法侵入した後、シャンプーに脱毛剤入れとくからな」

 

友達C「お腹すいた。お菓子は?」

 

あなた「来るのはお昼食べてからで良いよって言わなかった?おまえ宿題も持ち忘れて無いよな?」

 

友達C「皆んなと遊びたくて早めに来ちゃったんだよね。宿題は大丈夫」

 

少年くん「可愛いなお前。だが残念、宿題だ」

 

友達A「パソコンどこ……?ここ……?」

 

友達B「うおおおォォォオォォォオ!」

 

 

少年くん「茶番は結構。では始めようか!」

 

友達A B「イエス!マム!」

 

友達C「えぇ〜……」

 

 

 

ーーー「一時間後」ーーー

 

友達C「……ふぇ?」

友達B「?」

友達A「……んあ?」

 

友達B「何が一時間後?」

 

少年くん「勉強会始めてから一時間後」

 

友達C「へぇー、もう一時間たったんだ」

 

友達A「なんというか、一瞬だな」

 

友達B「まあ、人間が集中してる時って時間が経つの一瞬ってよく言うし」

 

少年くん「……お前だけだよ救いは」

 

友達B「へ?」

 

少年くん「えぇー、動画は音声だけなので視聴者には分かりづらいと思いますが、このおバカAとCは爆睡してました。始めて5分くらいで」

 

友達B「ええ……気付かなかったや」

 

友達A「ああ、なるほど。そんなに勉強進んでないからなんでと思ったんだ」

 

友達C「僕問題いちもんも進んでない!」

 

少年くん「自慢出来ることじゃないんだよ。お前だけだよ?宿題忘れたのに先生に「お絵かき日記頑張った!」って言えるの」

 

友達B「ちなみに人間ってさ、目を閉じてから五分以内に意識を手放したら気絶の判定らしいよ」

 

少年くん「おまえら勉強しながら気絶してて笑う」

 

友達A「なにわろてんねん。ていうか名誉だろ。勲章だろ」

 

友達C「僕達凄い優等生だねA」

 

友達A「君たちも俺らを見習いたまえよ」

 

少年くん「努力は数や量だけじゃねんだよ馬鹿野郎」

 

友達B「まあまあ、二人も一応やる気はあるんだし、責めるんじゃなくて褒めて伸ばそうよ」

 

少年くん「なあ俺達お似合いじゃね?結婚しない?」

 

友達B「同性じゃ結婚出来ないよ」

 

少年くん「タイ行って体変えてくるからさ」

 

友達B「遠回しに断ったのに気付いてよ」

 

友達C「……」

 

友達A「なあC、アイツらちとキモくないか?」

 

友達B「僕も含めないでよ……」

 

少年くん「はい休み時間終わり終わり。手を動かしなお馬鹿三人衆」

 

友達A「お前も入れて四人なんだよなぁ」

 

少年くん「誰が馬鹿だって?I'm a perfect human」

 

友達B「僕も含めないで……」

 

 

 

ーーー「三時間後」ーーー

 

 

友達C「……」カリカリ

友達A「三時間後は言うのか……」

友達B「コレって休憩って意味だったりする?」

 

少年くん「いや、二時間は気付いたら経ってたから……」

 

友達A「えぇ……過ぎてても教えろよ〜、俺休憩無いから指が赤いんだが?」

 

少年くん「すまんすまん……いや休憩挟んでやってんだから感謝しろよ」


友達A「手のひら返しすぎだろ、お前の手ドリルみたいになってねえ?」

 

友達B「まあまあ、みんなの集中を切らしたく無かったんだよね?」

 

少年くん「すまん良心、マジで忘れただけなんだわ」

 

友達B「えぇ……」

 

友達C「……」カリカリ

 

少年くん「それにな、真に集中してる奴は声掛けられても気付かないもんなんだよ。Aは頑張らなさすぎだぜ」

 

友達A「友達やめるわ」

 

友達B「友情にヒビが⁉︎」

 

友達A「というかそんなんアニメとか創作物の登場人物だけだよ、鵜呑みにすんな」

 

少年くん「いや、んなこたねえぜ。見なCの奴を」

 

友達C「……」カリカリ

 

友達A「な、なにぃぃぃ⁉︎」

 

友達B「まさかあれは……ゾーン⁉︎」

 

少年くん「アレを見たら全ての努力がちっぽけに見えるぜ」

 

友達A「それはそれとして謝れ」ピキピキ

 

少年くん「誠に申し上げますとごめんなさい」

 

友達A「いや情緒不安定かよ」

 

友達B「久しぶりに見た。雑魚少年くん」

 

少年くん「え〜と、それじゃ休憩終わり!A、手汚ねえから後で洗え。あと鉛筆は手になんか書くもんじゃねえ」

 

友達A「ウィッス」

 

少年くん「んでCは休憩な。ほらほら、よく頑張りました。ナデナデしてあげよう」

 

友達C「ふぇ?……やた!」

 

少年くん「ホント可愛いなお前」

 

 

 

 

ーーー「終了!!!」ーーー

 

友達A C「「終わったーー!」」

友達B「終わってないよ」

 

少年くん「まあまあ、別に夏休みの宿題を《今日》全部する必要はないぜ?気楽に行こうや」

 

友達A「ま、そうだな。あー達成感やべぇ。お菓子もらって良い?」

 

少年くん「んー、まあ良いよ。いっぱい買い溜めしてるっぽいし沢山食いな」

 

友達A「やりぃ‼︎んじゃ!行ってきまーす……」

 

友達C「ねえねえ!僕いっぱい頑張ったしコレ半分までいったよ!」

 

少年くん「おーよしよし!偉いなC!褒めて遣わす!ほらナデナデー!」

 

友達C「わあ‼︎」

 

少年くん「コレで夏休みの宿題は安泰だな!」

 

友達C「だねぇ!」

 

少年くん 友達C「「あっはっは!!」」

 

 

友達B「……ちなみに今日何日か知ってる?」

 

少年くん「んー?さあ?なんかあったか?」

 

 

友達B「……今日ね?」

 

 

 

       「8月31日……だよ」

 

 

 

 

 

         ◁◁ ▷ ▷▷

 


この後めちゃくちゃ遊んだ(やけくそ)




見てくれてありがとうございます!


良ければブクマ、感想お待ちしております。


これ書いてて楽しかった。



後ブクマが10以上付いたら連載にする、私としては付くとはお世辞にも思えない。(フリではない)

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