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赤ちゃんとイベント情報

ランキングに入れました!!

皆さんのおかげです!!

 俺はハイハイをしながら、始まりの街へと戻ってきた。

 

 はぁはぁはぁ、これは戻って来るだけでも一苦労だな……。

 俺はハイハイをしすぎたせいで、両手の疲労がピークに達していた。


 これからどうするかなぁ。

 結構長い時間プレイしているし、そろそろログアウトでもするか。


 俺は始まりの街の入り口付近で、休憩を取りつつ今後の事を考えていた。

 辺りを見渡しても、最初に比べると随分プレイヤー数が減っている気がした。


 さてと、ログアウトログアウトっと。

 俺はメニューを押して、ログアウトをした。



 

 「ふぅ。予想以上に楽しかったなぁ……。意外と赤ちゃんアバターも強かったし」


 俺は余韻に浸っていると、壁に掛けていた時計が視界に入ってきた。

 え??あの時計って進んでたっけ??


 時計が指し示していた時間は、8時30分となっていた。


 待て待て、これはまだ夜の時間かも知れん。

 カーテンの向こう側を確認するまでは、焦る必要はないぞ俺……。


 俺は恐る恐る、カーテンを開けた。

 すると、とても気持ちのいい朝の日差しが目に飛び込んできた。


 ……。


 ……。


 俺は少しの間、情報整理を行った。

 色々とパニックになっていたからだ。


 そして全ての状況を把握した頃……。


 これは終わったではあーりませんか!!

 アウトだアウト!!

 

 俺は急いで学校の準備をした。

 そしてダッシュで学校に向かったのだ




 ゼェゼェゼェ。


 「翔、お前完全に遅刻だな。もう一時間目の授業終わったぞ」


 そう言ってきたのは、幼馴染みの春だ。

 その素晴らしく清潔感のある容姿から、生活水準の高さが窺える。

 

 「知ってるよ……。ちょっとゲームに熱中して時間を意識してなかったんだよ」


 それを聞いた春は大爆笑だ。


 「まあ、翔らしいな。そんなに面白いゲームなのか??」


 春はとてもいい奴で、自分は全くゲームに興味がないのに俺のゲーム話しをいつも聞いてくれる。


 「そうなんだよ!!VRMMOって言ってな……」


 俺はこの後、授業が始まるまで永遠と喋り続けた。

 それを春は、笑顔で聞いてくれていた。


 「それだけ熱中するのはいいけど、体だけは壊すなよ??」

 「分かってるって、春も気が向いたら一緒にしようぜ」


 そう言って、俺は自分の席に戻った。


 そして放課後、クラスメイトがNewFantasy Onlineの話しをしていた。

 俺はそれを、さりげなく聞いていた。

 盗み聞きとかじゃないからな??ただ席にいたら聞こえてきただけだからな。

 一体俺は誰に言い訳してるんだか……。


 「近いうちにさ、イベントが行われるらしいぜ」

 「知ってる知ってる!!なんか100人限定のトーナメントバトルとか言ってたよな」

 「それでその100人に選ばれるには、今日の19時から行われる緊急イベントをクリアしないといけないらしいぜ」


 おおおお!!そんなイベントがあったのか!!

 この俺が、そんな大事な情報を知らなかったなんて……。


 いや今悔やんでも仕方ない、今はいち早く家に帰り全てを終わらせゲームにログインだ!!


 俺は全力で家に帰った。

 そして、風呂を済ませご飯を食べ水分をしっかりとってゲームにログインした。


これからも皆さんに楽しんでいただけるよう、テンポ感を意識して書いていきたいです。

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