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疑問と孤独

遅れてすいません!短いけと楽しんで下さい

そういえばステータスの職業欄に時の管理者とあったがどんな職業なんだろう…それになんでサキュバスなのに地球の歴史でいうビックバンの直後に転生したか輪廻ちゃんに聞くかぁ…


「輪廻ちゃんそういえばさぁ」

「ん?何〜?」

「なんで僕サキュバスに転生したのに地球の歴史でいうビックバンの直後に転生したの?」

「あ〜それね転生する種族と場所、そしてタイミングはこっちが決めるんだけどね。まず君の種族がなんでサキュバスかというとね種族適性を見た時に一番種族適性が高かったのがサキュバスだったからだよ」

「なんでサキュバスの適性が高かったの?」

「わかんない」


わからないんかーい…まぁいっか…と思いつつ僕は話の続き聞いた


「あとなんでビックバンの直後に転生したのかっていうとね。君の能力の時之神が原因だね。」

「時之神が?なんで?」

「私のおじいちゃんから聞いたんだけど時之神を持つ者が来たら宇宙の始まりに転生させろってね」

「へぇ…そうなんだ」

つまり僕の能力である時之神が原因なのかぁ…そうなのかぁ…だから職業が時の管理者なのかぁと

僕は自己完結していたがまた一つ疑問ができた。

それは…転職できるかどうかだいつまでも時の管理者だったらもし僕をまつる宗教ができたらかなりまずい。だってそんなのできたら自由に外を歩けないし…これも聞いてみるか…


「あのさぁもう一つ質問なんだけど…転職ってできる?」

「多分できると思うわ。転職ってどんな職業なりたいの?転職は一応神様に祈るから曖昧な考えだと駄目よ」

「わかったけど…どんな職業かぁ…神様みたいな力を使ってもバレにくいやつがいいなぁ…」

「何か得意な魔法はある?」

「回復魔法かなぁ…回復魔法が使えればなんでもいいや。転職ってどうやるの?」

「かなり曖昧だけど良いの?まぁ良いなら教えてあげるわやり方は…」


輪廻ちゃんは解りやすくなおかつ詳細に教えてくれたので早速試してみた。そして転職した後のステータスが

名前 レフィ・オーキス

種族 サキュバス

職業 神官

称号 時の管理者

である時の管理者は外せないのね…でもピンとこないからやり直そうとしたら


「転職は一回したらその系統の上位職以外なれないから注意ね」


と言われた…言うのが遅すぎる!もう転職しちゃたよ!神官の上位職って何⁉︎と後悔していると


「もしかしてもう転職しちゃった?」


無言でいたが彼女は無言を肯定と思っようで…


「はぁ…どんな職業か教えてくれる?」


と聞かれたので神官だと教えた。彼女からの返答はまず神官は回復系の職業であること。次に神官の上位職はないこと彼女曰く神官は元から回復系職業における最上位職であるらしい彼女曰く一回で神官になれるのね…と呆れていた。その日の会話はそれで終了した。





その日の夜ある夢を見た。その夢は転生前つまり前世の記憶だった。僕は高校生まで一緒だった二人の幼馴染と会話をしていた。会話の内容は将来の夢だった。この記憶は高校生に入学してからすぐのものだ二人とは違うクラスになってしまったがちょくちょく会っていたので今でも覚えている…しかし陰キャだった僕をターゲットにいじめが始まった。二人を心配させたくなかったので二人には言わなかったがいじめグループには二人のことがバレたのだそれからは会う回数を極端に減らしたが二人にもちょっとした嫌味を言っていたらしい。高校生2年になってからはいじめもエスカレートし結局中学3年の妹を残して自殺…今頃妹がどうなっているかあの二人はどうしているか…そしてこの世界で友人ができるか、色々な不安を感じたがそれは強い孤独の感情に変わった。もう一人になるのは嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


「嫌だっ!」


今のは…夢?はぁ…気分が悪い。そう考えつつベッドの近くに置いてある鏡をみると…僕は泣いていた。つまりあの夢は僕の本心…そう考えると一気に孤独の感情が込み上げてきたまた一人になるのが怖いのだ。ならば造ればいい。そんなことを考えいると輪廻ちゃんからテレパシーが届いた。


「おっはよーう!」


元気がいい挨拶今の僕はこの挨拶にちょっと安心した…

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