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ファーストコンタクト

とりあえずどの方角に進もうかな…ぶっちゃけ逃げ回ってたから現在位置がわからない。


さーて…こういう時は…あったあった、まぁ木の枝なんて森だからそこら中にあるよね。後はこれを地面に立ててから倒して…


木の枝が指した方向は…北かぁ…魔力玉の準備してから行こうかな


さーて、早速魔力玉を…あれぇ?おかしいなぁ?なんで魔力玉ができないのかなぁ?


……

………


この状況ヤバくない?え?何?自分で精をすいとれと?………無理無理無理!絶対無理!処女は本当に好きな人ができた時にとっておくんだ!ってのは建前で…男の100倍の感度とか絶対メス落ちしちゃうからね!……あ"尻尾があるじゃん…


はぁ…残りの魔力玉の数は…30個かぁ、1日1個にすれば一月はもつけど…地上で増産できないからしかたないかぁ…


とりあえず2週間はたった。まだ森は続いている。はぁ…今日はもう休もう…ん?その時茂みから人が出てきて…


「「あ」」


これが地上でのファーストコンタクトである


※※※調査団side※※※



「やっぱこの森は深いなぁ…うわぁ!虫だ!あっちいけ!」

「グズグズしてないでさっさと前にいけよ」

「そうだぞ、この森は抜けるに1〜2ヵ月はかかる大きさなんだ。こんな最新の方でつっかえてる場合じゃないんだよ」

こんな話をしながら進んでいるのはDランクで構成されたパーティ『天才の集い』である。リーダーは頭はいいがそれを煽りなどにしか活かせないドン・キュン。斥候は他人を盾にしたりなど非人道的な行動を平気でやってのけるゲスヤ・ロー。盾役は二股などを繰り返すタダノク・ズヤロー。この通り天才では無く問題児の集いである。


ただ評判は悪いが腕は確かなのだ。ドンはその頭のよさを使い的確な指示をだすことができたり。ゲスヤは他人を盾にしてタゲを自分からはずして奇襲をかけるのが得意で、タダノクは体格の良さから魔獣の攻撃を的確に弾き返すことができるがよくクズヤに魔獣のタゲをなすりつけられる。


なぜこんな彼らが人喰いの森にいるのかというと報酬が良かったというのが建前で新種の魔獣がいたら出来る限り引き付けて後続の撤退をスムーズに行わせるためである。


彼らは2週間かけて最前線で調査を行なっていたが

新種の魔獣なんてものはいなかったのでイライラしていたのだ。


「とりあえずこの先を少し見たら野営をしている本隊に合流しようぜ」


そうタダノクが言い茂みの先にいくと


「「あ」」


聖職者の格好をした少女がいたのだ

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