7話(ガフィの過去話)
しばらくガフィの過去話です!
そして今回長いと思いますが、どうか最後までお読みいただければなと思います。
よろしくお願いします!!
「この地上には一体どれくらいの人がいるんだろうな。」
仕事をしながらナリクはそう呟いた。
ガフィとナリクは幼馴染で、今年18になった。ガフィたちの村では18になると男は仕事につかなければならない。
2人の仕事は村の畑仕事である。種を植えたり、作物を収穫したりする。
ガフィはずっと空を見上げて仕事をしていないが、ナリクが午前の仕事をひとりで半分ほど終わらせていた。
「さぁ…私は地上の人の数より空に人が住んでいるかが気になるよ。」
ガフィは空を見上げながらそう言った。
「ガフィ…お前まだそんなこと言ってんのかよ…空に人が住んでるわけないだろ。」
ナリクは呆れながらそう言った。
「ナリク。住んでるわけないって決め付けるのはまだ早いと思うんだよ。」
「なら、もし仮にいたとして、18年間生きてきて何で一度も見たことないんだよ。」
「それは地上から視認されない技術を持っているからかもしれないだろ?」
「そんな技術、地上にすらないんだ。地上にないものが空にあると思うか?」
「なくはないと思うよ!」
ガフィは目をキラキラさせながらそう言った。
「まじかよ…」
「うん!」
あー…ほんと時々ガフィの考えてる事がよくわかんねぇことあるなぁ…
ナリクがそんなことを考えていると、遠くから女性の怒声が聞こえた。
「ガフィ! ナリク! 午前の仕事は終わったの!?」
声の主はガフィたちの幼馴染のミノリだった。




