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22.救済へ
よろしくお願いします(>人<;)
「まずいな」
「そうだね」
「助けないと〜」
「びっくりだわ」
「こんなことになるとはな」
彼らは依然として、話し続けていた。
「本当だよ。こんなに早く出番が来るなんて」
「そうだね」
「確かに今回は早いね〜」
「仕方ないでしょ。こんな回もあるわよ」
「その通りだ」
「ヘス。行っておいで」
ハメスが指示を出す。その声に、2つの小さい人影の内、片方が応える。
「はい、分かりました。ヘルは待っていたほうがいいね」
「そうだね」
ヘスの言葉に、その内のもう一方、ヘルと呼ばれた影が返事をした。
「では、行ってきます」
ヘスが他の者に言った。
「気をつけてね〜」
「しっかりね」
「久しぶりだからってしくじるなよ」
「頑張ってきなさい」
ヘル以外の4人が言う。
そして、この場から1つ、影が消えた。
次回「23.何回も」