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ゲートの向こうにある世界  作者: nit
第1世界・キルト
15/32

15.それぞれの場所で

よろしくお願いします(>人<;)


光り輝く場所で


 ここでは何の変化もなく、未だに5つの人影が話し合っていた。その影の特徴は会話順に、小さい2つ、太い、長い髪、大きいである。


「始まったね」

「そうだね」


「長かったね〜」


「ほんとよ」


「まあまあそういうな」


「そうだよ。ゼフト様は何も覚えてないんだから」

「そうだね」


「彼の方は覚えてるみたいだけどね〜」


「どっちにかける?」


「そりゃ、ゼフト様に決まってんだろ?」


「さあ、それはどうかな」

「そうだね」


「彼も今や、あの世界の力を手に入れているからね〜」


「それもそうね」


「何にしろやっとだなハメス」


 そして、ひげの長い6つ目の人影。


「ああ、やっと。いや、再び始まる。

 ……終わりの始まりが……。

 さて、今度はどうなされる、ゼフト様」



闇がうごめく場所で


 何者かの声が聞こえるが、その姿は暗くて見えない。


「やられたか。さすがだなクーー。また会えるのが楽しみだ。

 心配はいらない。

 今度もちゃんと、殺してあげるよ」


 怪しげなその声には、少しではあるが、嬉しさの色が含まれていた。

次回「16.新たなる不幸の兆し」

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