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ゲートの向こうにある世界  作者: nit
第1世界・キルト
11/32

11.光り輝く場所で

よろしくお願いします(>人<;)


 光の中には5人の影が見える。

 その者たちは話し合っているのだろうが、その声はノイズが走っているようで不鮮明である。よって、性別は判断できない。


 2つの人影は子供ぐらいの大きさで、


「うまく作動してるようだね」

「そうだね」


 1つは太っている。


「本人は自覚できてないからねぇ〜」


 1つは髪が長くて体の線が細く、


「自覚してたらまずいでしょう」


 1つは大きくてガタイが良い。


「自覚したら我らの力で、また元に戻さなければならぬな」


 その5つの人影は何をするわけでもなく、ただ話しているだけだ。


「頑張らないとね」

「そうだね」


「あれしんどいんだよなぁ〜」


「今度はうまくいけばいいんだけど」


「どうだろうな」


 足音が聞こえてくる。奥から現れたのはひげの長い、新たな人影だった。


「うまくいくかどうかはあの方、いや、今は彼次第じゃな」


 その人影に残り5つの人影が気づく。


「ハメス様。そうですね」

「そうだね」


「だねぇ〜」


「ええ」


「うむ」


 その人影たちは数が1つ増えても、あい変わらずただ話し合っているだけであった。

次回「12.カイルの実力」

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