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恋と愛について考えてみた

作者: 高橋まりあ

恋と愛について考えてみた。 *一個人の感想です。



私には両手では数え切れないほどの片想い経験がある。

残念なことにほとんど全てが実を結ばなかった。


片想いの時に感じていた数多の切ないのか痛々しいのかよくわからない感情について

年齢を少し重ねて思ったことがある。


年齢を重ねたとは言っても、まだまだお子様な精神年齢で

実年齢もそろそろ結婚が気になってくるようなところでまだまだ若いのよ。

と、言い張るくらいには年を食ってます。


学生の頃の好き好き大好きについて

・側にいたい

・私のことを見て知って欲しい

・彼のこと知りたい

・一緒にいたら自分は楽しい

けっこう自分本位。


逆に主張が出来無さ過ぎて

・見つめることがすべて

彼の後姿凝視選手権なら一位獲得みたいな状況になったり。


わりと恋をしているという現状に満足していたり、

大切にされている実感(勘違い)で満足だったり、

とにかく私、私、私、となりがちな気がする。


少し年をとりまして好きな人が出来たわけですよ。

その時に思ったのは


・彼のことを知りたい

・そのままの彼を受け止めたい、受け入れたい

・私の出来ることなら何でもしてあげたい


と、少し押しつけがましい気持ち。

したい、したい、したい、という気持ちで多少のホスピタリティが出てきただけで

結局はまだ愛ではないわけだ。

ここでも恋に恋しているわけではないとたぶん言いきれないわけ。


結局、片想いの気持ちをどれだけ純化させて昇華させようとしたって

所詮は一人相撲。

じゃあ片想いがいけないの?愛ではないの??って思いますよね。

でも、そんなことはないと力強く言いたい。



自分が自分の感情をどういう風に考えるか受け止めるかだと思うから。


片想いだって、その瞬間を保存して凝縮して大切にしておきたい恋もある。

両想いだって、ちらかしたままの感情でぐちゃぐちゃの恋もある。

見つめるだけの美しさも、それゆえの猟奇も。手を繋ぐ瞬間の爆ぜるような心の動きも、

全て愛おしいと思えたら、自分への愛だと思う。



私は、あくまでも私は自分の心を大切にしたいなとは思う。

けっこう思い返すとひどいことしてたり、今更謝罪しに回りたいくらいのこともあるけど。


それじゃあ愛ってなんだろう。

相手への愛って?それは私も探索中で自分の結論はみつかっていない。


一緒にいたい、共に歩みたい人が出来たら分かるかもしれない。

それでもわからないまま、生涯をかけてみつけていくのかもしれない。


好きなら言える。歌える。

愛してるのハードルの高さ。

もしかしたら刹那的に生まれては消えていくのかもしれないし?


結論:分かりません。

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