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mono×cross  作者: イズチ
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【第2ステージ・光と闇】

 石英高校の生徒会室。そこには選ばれし4人の生徒が集まっていた。全員が右腕に腕章を付けており、それがこの人物がどれだけ偉大かを示している。カーディガンにネクタイ、黒のスカートという少しお洒落はしているものの、きっちりとした服装をした女子が、書類をトントン、と机の上にきっちり揃えた。その右腕には『ハート』の証である赤い腕章。彼女は瀬木晶乃。この石英高校の生徒会長である。


「……では、ただいまより定例会議を始める!」

「話すことなんてあるのか?」


 頬杖をついていかにもやる気なさげに欠伸をしたのは『スペード』である尾崎ライト。『Sekiei high school Track&Field』と背中に書かれているジャージが彼が陸上部に所属していることを物語っている。


「当たり前や。最近境界異常が多いからな。お偉いさんも目を光らしてるし、もし闇の軍が進行しようとしてるんやったら私たちも対策せな」

「進行って……戦争がまた始まっちゃうん?」


 少し怯え気味にそう言った、長い髪の横だけを後ろにまとめ、袖にリボンがあしらわれている服に、春色のスカートというまさに女の子の容姿をしているのは『クラブ』の小阪桜。


「いや、そんないきなり攻めてくることはないと思うけど。闇の軍の進行は私が考える中での最悪の予想ってだけで」

「じゃあ、今は境界異常をどうにかすることが優先やねんな?」


 まとめたようにそう言った、白いシャツに紺のベスト、ワインレッドのリボンに黒いズボンという、まるでウェイターのような格好をしているのが『ダイヤ』の川手篝。――以上が光の『学生』のトップを担う4人である。川手の言葉に、瀬木はうなずく。

「そういうことだ。では、まず最近のけ……」


 その瞬間、けたたましいほどの警報音が狭い生徒会室に鳴り響いた。言わなくてもわかる。これは――境界異常を知らせる音。すぐさま瀬木がディスプレイを開く。と、思いっきり目を見開いた。普段見たことのない瀬木の表情にメンバーは少し不安を覚えた。


「せ、瀬木ちゃんどうしたん……?」

「……境界異常。境界に――穴が開いた」


 今度は他のメンバーが目を見開いた。人類の科学と魔法を総結集させなければ開かないと言われていた壁とも言える禁断の扉が――意図も容易く開いてしまったのだから。


「落ち着け!……まだ敵の容姿も意図もわからない。『大人』の方からも行けという令は出ていない。こんな状態で出てもいたずらに時間を潰して、下手したら私たちが離れている間にここを狙ってくるかもしれない」

「せめて……闇の人か光の人が開けたんかわからへんの?」

「――向こうの方、らしい」


 瀬木以外の全員が息を飲む。だが、瀬木は淡々と続ける。


「けど、そこに魔法か何らかの影響で小規模のブラックホールが発生。壊したヤツらの反応が突然消えたからおそらくそこに吸い込まれたって」

「何や……じゃあ結局目的は何やったんかわからずじまいやな」

「俺はちょっと闇のヤツに会ってみたかったけどな~」

「ば、バカなこと言わんといて!?もし誰かに何かあったらどうするん!?」

「た、ただの冗談やって」


 尾崎が慌てて弁解する光景に瀬木はまたか、とため息を吐いた。まあ、そんな光景など闇にしてみれば貴重な平和なワンシーンと成りうるのだが、もちろんそんなこと彼女たちが知るよしもない。と、ゴゴゴゴ……と何やらただことではなさそうな地響きがして、地面が揺らいだ。みんな慌てて机の下に隠れる。


「な、何!?」

「落ち着け!天井にブラックホールが発生しているだけや!」

「なーんや、ブラックホールか~……って、ええぇぇぇぇ?!」

「晶乃、それ『だけ』で済む話やないやろ!」

「大丈夫、私なら……」


 そう言って、瀬木が剣を握る。剣が徐々に光を帯びていた時だった。ドターン!とスゴい音がして、ブラックホールは消えてしまった。


「あ、あれ?消えた……」

「で、ブラックホールから落ちてきたコイツらは?」

「う~ん、いたた……みんな大丈夫!?」

「大丈夫、鴨が下敷きになってくれたから!」

「同じく」

「あの……わかってるんやったら早くどいてくれません!?」


 4人が慌てて外に出て、ブラックホールから落ちてきた人物を見てみると……4人と同い年くらいの少年少女4人がそこにいた。


 一体、コイツらは何なんだ。少し顔をしかめてしまったのは仕方のないことだと許してほしい。天井にいきなり発生したブラックホールから出てきたのは私と同い年くらいの少女が3人、少年が1人。


「ああぁぁぁぁぁぁぁ?!」


 と、いきなりポニーテールに女の子らしい格好をした少女が私を指差してきた。……下には鴨と呼ばれていた少年がまだいるのだが、そんなことお構いなしである。


「ぐっ……!」

「芹さん芹さん、鴨が死にかけてる」


 そう言ったのは白髪にモノクルというだけでも目を惹くのに、丈の短い白衣に黒シャツ、膝丈までのジャージでさらに目立ってしまいそうな少女。


「……とりあえず2人共降りれば?」


 もうとっくに少年から降りて、側で腕を組んで立っている、スーツを着た少女がそう諭すと、2人は慌てて少年からのいた。そして、おそらく標準服であろう、きっちりとした服装の鴨という少年がゆっくり立ち上がる。


「……ふ~、酷い目に遭った」

「それよりも芹、さっき何で叫んだん?」

「その前にこの人たちは誰で、ここはどこなん?」

「そ、そうやった!」


『アンタら何で腕章を付けてるん?!』


 言われて初めて気付いた。――私たちとは反対の左腕に少女たちが瓜二つの腕章を付けていることに。


 このことにいち早く反応したのはライトだった。……まずい、ライトが口を出しても喧嘩か殴り合いか殺し合いかのどちらかにしか発展しない。


「おい、何我が物顔で腕章なんか付けてるん?腕章は俺ら『ハンド』しか付けたらあかんってアホでも知ってるやろ!」

「はあ?」


 これに反応したのはさっきの白衣の少女。よく見れば彼女はライトと同じ青い腕章を付けている。……やっぱり役職が似ていると気質が似ているから衝突したりするのだろうか?……いや、私は向こうの赤い腕章を付けてるヤツと戦いたいなんて微塵にも思わない。……やっぱり2人の性格が1番の原因のような気がする。


「何バカなこと言ってるん?私たちやって『ハンド』やし。それによう見てみ。私たちとアンタらのん、字の色が違うやん」


 言われてみればその通り。私たちの腕章は役職が銀色に印字されているのに対して、彼女たちの腕章には金色に印字されてあった。


「あ、ほんまや」

「芹さんまで気付いてなかったんか……まあ、とりあえずお互い自己紹介せえへん?このままやったら私たち何もわからんままやわ」


 冷静な判断に、私もポニーテールの私と同じ色の腕章を付けた少女も同意した。ライトだけはまだ納得のいかないような顔をしていたが、この際無視だ。


「わかった。誰から行く?」

「じゃあ、私から」


 手を挙げたのはやはり、と言うべきか、ポニーテールの少女だった。


「前田芹です。闇サイド黒曜高校2年生で、生徒会ハンドのハート……会長をやってます。よろしく」

「ちょっと待って」

「何?」


 なぜ少女……芹は不思議そうな顔をするんだ。さっきの自己紹介でツッコむところが無いワケないだろう。


「アンタら……闇サイドから来たん?」

「?さっきもそう言ったやん」

「じゃあ、境界の穴を開けたのも……」

「まあ、あれを開けたのは明日香やけど~」

「ちょ、私だけが悪いみたいに言わんといてくれる?!元はと言えば最近の境界異常に便乗して光サイドに行こうって言ったんは芹やし、開けるための魔具を渡してきたのは悠莉ちゃんやん!」


 自分だけが悪者のように思われるのが気に食わないのか(実際は誰もそう思っていないが)、白衣の少女――明日香というらしい――は少し声のボリュームを大きくして反論した。それにしても魔具で穴が開くのか……境界って意外と弱かったんだな。


「で、こっちに来た理由は?」

「……私は、光と闇は和解するべきやと思う。今回はその布石のためにこっちに来ようとしてんけどちょっとハプニングがあって……」

「ハプニング、とは?」

「あれ、いきなりブラックホールみたいなんに吸い込まれて……ここに落ちてきた」

「あれはブラックホールと言うよりは転移装置かも。それっぽい部品があったから」


 スーツを着た少女……おそらくさっきの明日香の言葉から推理するに悠莉が相変わらず無表情のままそう言った。武器の提供は彼女がしたと言っていたし、そういうものに精通しているのかもしれない。でも、そうなるとあのブラックホールは一体なんだったのか……。


「私たちやって聞きたいことあんねんけど」

「何?」

「光にも……ハンドがあるん?」


 芹の疑問に、私はゆっくりだがこくりとうなずいた。4人が目を見開く。だが、私たちも闇サイドにハンドがあるのがビックリだ。


「……マジか……政治体制は?」

「年齢によって『老人』、『大人』、『学生』、『子ども』に分けられていて……」

「そこまで一緒なんか……」

「と、とりあえず自己紹介しちゃおう? このままやとどう呼んだらええかもわからんし」


 桜のフォローにより再び自己紹介が再開される。今度はこちら側と言うことで私がすることにした。


「瀬木晶乃。ここ石英高校の2年生でハンドのハート、生徒会長。大きな声ではあんまり言われへんけど……私もいつまでも光と闇が分離したままやったらあかんと思ってる。よろしく」

「次明日香な」

「え~?」

「え~、ちゃうわ!アンタを最後にしたらはぐらかして結局せえへんやろ!」

「……はいはい、わかったって」


 降参と言うように手を挙げ、それから白衣を翻してこちらを向いた。


「……中川明日香。年齢とかは芹と一緒で役職はスペードの書記。自分からはあんまり話すことはないと思うけど、話しかけられたらちゃんと答えるタイプ。ってことで、よろしく」


 ってことってどういうことなのだろうか。内のハンドは中々色濃いメンバーだと思っていたが、この分だと闇のハンドも中々スゴそうだ。1番マトモそうなのは……あの少年だろうか。でも残念ながら発言権が強いようにはとても見えない。


「次は俺な!尾崎ライト。学年諸々は瀬木さんと一緒で役職はスペードで書記。名前がカタカナなんは父親が旧外国領出身やから。よろしく!」

「次は鴨!」

「はいはい。……井上翔志です。ハンドのクラブで会計やってます。呼び方は鴨でも何でもお好きにどうぞ」


 そう言って、1番マトモそうな少年……鴨は笑った。何だろう、何故か闇サイドの人間とは思えないのだが……私の気のせいだろう。


「こ、小阪桜です。クラブで会計です。よろしく!」

「ラスト悠莉~」

「わかってるって……河上悠莉。役職はダイヤで副会長。趣味は魔具集めたりとか作ったりとか。よろしく」


 魔具をこの年で作ることができるのか。表情には出さないものの私は感心していた。最初は態度がでかないなどと思っていたがなるほど、それに相応しい実力を持っているらしい。


「よっし、やっと私の番や!川手篝!ダイヤの副会長で趣味は可愛い子を侍らすこと!よろしく!」

「随分趣味悪いな……」

「何や、本気にしたん?冗談やって!」


 笑いながら肩を叩く篝に明日香は煩わしそうな顔をするも、手を払うことはしなかった。


「さて、これからどうするか、やけど……」

「戦闘!」

「絶対却下」

「はあ?!」


 不満げな顔をライトがするが、晶乃は気にしていない。おそらくラストが戦いたがるのは日常茶飯事なのだろう。私も明日香のめんどうくさがり屋には苦労するが、晶乃もきっとライトに苦労しているのだろうな、と思う。


「桜、今何時?」

「うーんと、7時くらい……って、最終下校時間じゃん!」

「光って真面目やな~」

「黒曜何時まで残っても怒られへんもんな~」

「感心してる場合やない!今すぐ隠れて!」

「早くせな見回りの先生にバレちゃうかもよ~?」


 『面白くなった』という顔をする篝に、すでにもし見つかった場合の言い訳を考えている晶乃。そして――『闇』の私たちは視線を明日香に集めた。明日香はため息を吐く。


「はあ……後どれくらいで来るん?」

「いつも通りならもうちょっとで来るから早く!」

「やってよ?」

「まあ、しょうがないかー。……えいっ」


 2年になっても相変わらず指を鳴らすのが上手くならない明日香は変わらない音のスカ具合を披露して魔法を発動させた。――だが、指鳴らしは失敗しても魔法は一級品だ。次の瞬間、『光』のみんなはまるで狐につままれたような顔をした。無理もない。だって向こうには……私たちが霧散してるように見えてるハズだから。


 原理はいたって単純。まず、明日香が目に見えないくらいのミクロ単位の薄さの闇の魔法でできた膜を作って、その膜が闇の『吸収』の効果で私たちに当たるであろう光や音の波をすべて吸収しているのだ。人間は光が何かにぶつかって反射していることで初めてそのものを見ることができる。光が反射されない私たちが見えないのは自然の理ってワケだ。と、トントン、とノックの音がして若い男の先生が入ってきた。


「あ、先生」

「時間やから帰りや~。……ところでみんな何でそんなとこ向いてるん?」

「あ、いや、さっき虫が入ってきてここら辺を飛び回ってたんで……もう退治したんで大丈夫です」


 晶乃、それは苦しい言い訳過ぎないか……だが、その教師は納得したらしい。


「そりゃ災難やったなぁ。じゃあ、さようなら~」

「「さようなら~」」


 先生が出て行ってしばらくしてから明日香は手を叩く。……指を鳴らすのは諦めたようだ。再びいきなり現れた私たちを見て、篝は感心した声を漏らした。


「なんや明日香ってスゴいねんなぁ」

「これくらいやったら誰でも練習したらできるって」

「いや、できへんから!」


 闇サイドでそんな基準の人ばっかりだったらみんな苦労してないんだよ!


「あ! 言い忘れてたことがあった!」

「どうしたん、桜?」

「せ……晶乃は瀬木ちゃん、篝は己片ってあだ名があるからよかったら呼んであげて!」

「そ……それだけ?」


「さて、これからどうする?」

「どうするって……帰る?」


 芹がそう言うと、晶乃こと瀬木ちゃんは芹に冷たい視線を寄越した。


「え、今むっちゃ普通のこと言ったやん!?」

「……お前はまた明日香に穴を開けさせるのか、わざわざ」

「あ」


 ちょっと芹さんあ、はないでしょ。でも確かに今頃境界はきれいに修復されてるだろうけど、警備も確実に厳しくなっているハズだ。そんなところでまた正体をバレずに派手なことをやらかすのはいささか難しいかもしれない。


「……なぁ、明日から土日やんな?で、確かどのクラブもオフで……」

「ああ、『聖誕祭』だからな」

「聖誕祭?」

「世界が分かれてから光は1つの神を信仰するのが主流になって、日曜日が聖誕祭やねん。土曜はイヴやからついでにお休みってワケ」

「へぇ~」

「で、私たちの寮って個室の割には広いやん?」

「つまり……土日かくまってほとぼりが冷めるのを待つ、と?」

「そう!」


 2日程度でほとぼりが冷めるかはわからないが……どうにかなるかもしれない。


「と、いう考えが出たけど異論はない?」


 この場にいた7人がうなずく。瀬木ちゃんもそれを見て承諾したようにうなずいた。


「まあ、アンタたちを見逃してる時点で私たちも同罪やしな……部屋割りどうしよか?」

「俺は当然鴨と」

「じゃあ、私が代わりに明日香と一緒になればええかな?」

「後は私が悠莉で、晶乃が芹でよくない?」

「そうやな。では、今日はこれにて解散!各自、バレないように!」

「「了解!」」


 そして私たちの短期間光サイド滞在が始まったのだ。


 ――たくさんのディスプレイがある部屋。その内の4つが光っていて、それぞれ石英高校の推薦組寮のある部屋が映し出されていた。と、足音がしてディスプレイを観察していた人物は椅子をくるりと回す。背後にいたのはもちろん自分の上司で、黒いフードを被っていたことから仕事をしてきたのだと推測できた。


「お疲れ様です~。……首尾は?」

「問題ない。闇の『大人』は丸め込んだから少なくともアイツらが帰っても何も裁かれることはないだろう。今の闇のハンドは――立派な光の偵察部隊だ」

「へぇ~、またそれは夢のある」

「で、お前は?」


 また仕事をしていないと疑われているのが心外らしく、少年はディスプレイを指差して、


「これを見たらわかるでしょ~? ちゃんとやってますよ~」

「……お前のその言い方だとまったく真面目にやってるように聞こえないんだが?」

「それは気のせいです。……計画は順調。闇の皆さんは土日の間光に滞在するみたいですよ?」

「先にそれを言え。……とりあえず『アレ』を送れ」

「了解でーす」


 少年がカタカタとキーボードを操作すると、パーセンテージを表すバーが現れ、やがて『送信完了』と表示された。


「よーし、でき……って、いない?」


 再び少年が振り向くと、上司はもうおらず、テーブルの上に『休憩許可』というメモ書きがあった。


「へいへい。……まったく、『邪神』とかどうでもいいんですけど。僕が興味あるのは――『破壊』と『再生』の象徴で、神がどう目覚めるか、それだけ」


 少年の言葉は誰に聞かれることもなく霧散した。

 彼のコードネームはねるね。世界一のハッカーと謳われ、恐れられている――。


 そしてこの物語に深く関わる『間者』はもう1人――。


「おい、起きろ」

「まだ……映画……」

「ロードショーはとっくに終わってるっつーの……」


 寝ぼけている彼のコードネームはシャーク。自称殺し屋で、情報屋である――。



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