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第1章 第1話 絶望のその先に。


19歳のフリーター、宮本 玲は毎日死に場所を求めていた。

3月後半のとある日、中学生だった頃に片想いしていた幼なじみ、青木 凪とすれ違う。

玲は咄嗟に「あっ、あの」と声を掛けてしまう。

その声に凪が振り向いた時、理由は玲自身にも分からなかったが、目から涙が零れた…

凪は、目に涙を浮かべる玲を見て、微笑みながら「玲は何年経っても泣き虫のまんまだね」

凪はそう言うと、気遣ってくれたのか「私、今から大学の集まりがあって、その後で良ければ会って話し聞くよ?」

僕はその優しい言葉に、「うん。後で会って少し話したい」と返事を返そうとした時だった……。

かなりスピードを出したトラックが、玲と凪の方角に突っ込んできて、突然の出来事に玲はどうする事も出来ず、呆然としまっていた。だが、凪は咄嗟の判断で玲を突き飛ばし、トラックと衝突する。

目を覚ますと次の場面は地獄そのものだった。

凪の命を懸けた行動も虚しく、玲の下半身は車に潰されていて、玲は凪を見て察してしまう。

もう助からない……。

「凪、なぎ……、玲は激痛に魘されながらも名前を呼び続けた。」

「僕なんかが話しかけたから、話しかけなかったら凪もこんな事にならなかったのに。」

後悔後に絶たず、まさにその言葉を重く感じた。

玲も出血で意識朦朧としてきていた時、凪が最後の力を振り絞り、泣きながら「玲、ごめんね……。助けられなかった。」

「私ね、ずっと玲が好きだったんだよ。ほんとだよ、最後になるけど、しっかり聞いてね……。」

『玲、愛してる。』

その言葉を最後に凪の命の灯火が消えた。

薄れつつある意識の中、玲は「俺も凪がずっと好きだった『愛してる。』

この言葉を機に、玲の命の灯火も消えた……。

死後、暗闇の中で誰かがこう言った『君が求めた死に場所をあげたよ。死にたかったんだろ?』

『好きな人と死ねて、ラッキーじゃないか。それとも君は満足していないのかい?この物語に…』

『いや、満足してなさそうだね。ならもう一度チャンスをあげるよ、次はせいぜい上手くやりなよ……』

玲の目の前に光が差し始め、目を覚ますと中学の頃、見慣れた保健室で目を覚ます。

宮本 玲はリスタートした。


この物語は、「死に場所」を求めていた青年が、『生きる居場所』を見つけ、幸せになるまでの物語である。

初めてライトノベル書くので、至らぬ点や誤字があると思います!ですが優しい目で見て頂ければ幸いです。良ければ評価の方もよろしくお願いします!!

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