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「わ」たしから「あ」なたへ

彼の先に咲くから

作者: 日浦海里

四季の訪れはいつだってそばにある

咲いた花を


枯らしてしまうのは簡単で


水加減だけでだめって分かる


萎れるか腐らせるかの違い




四季を知り


儚さを知り未熟さを知って


振り向いた先は元居たところ


終わりは始まりなんだって




菫の花言葉


紫なら愛と貞節なんだって


きみはきっと白く咲くんだろ


僕はただ陽光だけを望むよ




詮無い事と


笑って言うときみは泣いた


まっすぐにぶつけられた感情


もう少し早く出来たらって




早春の頃に


鮮やかに花は一面咲き乱れ


散りゆく花びらは綺麗だよね


そうしてまた花は咲くから

生命は巡るものだって知っている

けど……。

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― 新着の感想 ―
[一言]  菫の花と見る君に  巡る季節の花を待つ  春に一面咲き乱れるは何の花  あとがきのフレーズが気になります。
[良い点]  引き続ききれいに揃って。  手をかけないことは怠惰ではなく信頼なのかもしれませんが。  一度行き過ぎてしまうと、元に戻すことは難しいのかもしれません。  それでもと望む気持ちがあるの…
[良い点] とても綺麗な詩だと感じました。文字の並びも美しく、その意味もまたストレートだけど奥深い。 こういう心にスッと入ってくる詩、めちゃくちゃ大好きです!
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