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機界戦記ー機械人形となった青年の異世界転生録ー  作者: 二代目菊池寛
碧の章・ルティーシア編
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霧雨(きりさめ)の中での道案内での会話

深い霧にまみれた迷いの大森(だいりん)にてセリアさんは馬に騎乗しながらシュート達三人をグリーンハープへと案内する、後から歩くシュート達は帝国軍の奇襲に気を付けるように左右後ろを見張っていた。


「セリアさん、この深い霧はこの森の自然的な何かで?」


シュートはセリアに質問する。


「ええ、この霧は一年中続き一度も晴れた事がないのです。」


「一度も晴れた事がない・・・・・・、だが、奴等はどうやって王国を見つけたんだ?」


リィフェは深く考える、するとフランは話す。


「恐らく私の直感ですが帝国軍には霧や暗闇とかの類いの物に対抗する機械系の装備を使ったのかと思います。」


「機械系の装備?」


フランは帝国の軍事内容を俺に説明する。


「はい、帝国軍には軍力だけではなく開発力を持っていて様々な驚異に対抗する為の道具や装備を開発する事が多いのです。」


「機械系の装備か・・・・・・、確かに可能性が高いと思うな。セリアさんはどう思いますか?」


「確かにフラン姫様の言う通りに帝国軍の開発装備なら、たった一日で国を支配したのも可笑しくは無いでしょう。」


「特級貴族騎士のケイオニウス・・・・・・、ソイツはどうやってグリーンハープを?」


「強行突入、それだけです。」


「何だって!?」


突入、しかも強行ってたったそれだけで国を占領って本気(マジ)かよ!?あのケイオニウスとかいう奴って!?


「噂だが、ケイオニウスは無類の戦好きと言われていてる、国を支配しても可笑しくはないだろう。」


リィフェは横から入り答える。


「それにしても、そもそも貴族騎士って何なんだ?二等とか三等とかあるし、もしかして帝国って階級社会なのか?」


俺はリィフェに質問しリィフェは答える。


「ああ、シュートの言う通りに帝国の社会は階級性だ。お前も貴族騎士は何度か戦ってる筈たからな、一応教えておこう。」


リィフェは帝国の社会性について俺に語り始める。


「貴族騎士というのはその名前の通りに貴族つまり金持ちが騎士になったという意味だ。階級によって格や地位や名誉が違ってな、青服は低い三等、赤服は中元な二等、まだお前が見た事はないのが白服の一等、さらにその上には帝国に十人しかいない特級、そして頂点に立つのは皇帝、因みに一番下の最下級は貧民しかいない下層、だが、その貧民の兵士が貴族騎士になる事があり貧民上がりの貴族の事を名誉貴族と呼ばれている。」


「意外と貴族騎士も階級によって大変な事もあるんだな。」


「ああ、何せ連中も汗水流して自分の階級を昇進させる為ならば己の命を捨てる覚悟を背負ってるからな。」


「ですが今回のグリーンハープの件は、前のグレイの街のザラムの事とは違い強大です、帝国軍に気付かれないようにグリーンハープへと向かいましょう。」


そう言ってフランが言う。


「ああ。」


「はい。」


「あっ、見えました。この先の道です。」


セリアさんは白馬を駆け先走り俺達三人はセリアさんの後を追うように走る。すると俺は霧が薄れてる事に気づく、恐らく森内の様々な場所によって霧の濃さが違うみたいだ。目の前のセリアさんの白馬が突然と足を止めるどうやら其処は谷の様だ、俺達三人は追い付き足を止める。そして俺達は見た、巨大な城の形をした影が巨大な竜巻を纏わせていた。まさか此処が!?


「セリアさん、もしかして此処が!?」


「はい、皆さん、此処が私達耳長族の故郷、緑の国『グリーンハープ王国』です。」


そして俺達は次なる旅の目的地である、グリーンハープ王国へと到着した。

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