表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

遠距離恋愛

掲載日:2013/04/19


 受話器から聞こえるあなたの声

 

 遠くに聞こえる気がしたの


 気のせいだよね?


 会いたいと思ったからなのかな。


 それなら、近くに聞こえてくれたらよかったのに。


 「会いたい」


 その言葉は、いつの間にか自分の中でタブーになっていた。


 だって、あなたはそっちで頑張っている。


 なのに、私一人がわがままを言うわけにはいかないでしょう?


 迷惑をかけたくないの。


 あなたをはなしたくないの。


 あなたのこと、信じているよ。


 だけどね、自分に自信がない。


 私よりかわいい子なんていっぱいいるでしょう?


 私より優しい子もいっぱいいるよね?


 だから、怖くなるんだよ。


 心配かけないように。


 あなたの重荷にならないように。


 いつだって明るい声を出して、笑うの。


 「大丈夫」だって、声を張るの。


 「次、いつ会える?」


 「2か月後」


 「もうすぐだね」


 いつからこんな嘘がすらすら言えるようになったんだろう。


  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] せつない…。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ