19/21
19
宜しくお願いします。
やがて、おじいさんも見つけることができた。
その横で眠っているような顔をした少年のもう一方の手には笛が硬く握りしめられていた。
ミュウは泣きじゃくりながら言った
「ねぇアミー、優勝おめでとうって言わせてくれないの?」
一瞬アミーが、笑ったように見えたが、凍えて眠ったままの顔に表情はなかった。
「ねぇ、アミー、嘘でしょ。眠っているだけだよね」
「ねぇ、アミー。起きてよ、お願い、アミー、アミー、」
ミュウの声だけが山々に響き渡った。
ありがとうございました。




