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忘れられた神話  作者:
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社交の勉強

社交に向けて、基礎知識、礼儀作法

天使、神の貴族的な地位。

それらを復習として、ウリエル様が

教師役を務めながら、私は教わっていく。

天界のトップは、天帝様、ヘラ様、ゼウス様

その次に、ご兄弟である、ハデス様。

最高神であり、貴族のトップ。

その次に、各息子たちに別れる。

ただ、ご子息は仲悪く、顔を合わせたりが

少ないらしい。

使命を持って、人間界で修行の王子も

いるらしく、霊体つまり、魂だけ

天界に来ることもあるみたいで。

「ゼウス家の王子たちは

ヤンチャで、傲慢な方が多い。

社交界で、目を付けられても

嫌われないよう、振る舞うこと

なにかあれば、ヘラ様を見つけて

対処してもらうこと、覚えといて」

『分かりました』

キリの良いところで、休憩へ。

ウリエル様が、いつものように

紅茶セットを用意していく。

「少し重い話になるが

ミカエルに付いてだが、回復はしてない。

もしかしたら、代替わりする。

今のミカエルでは、天使の身体が保たない。

人間へ、降格になるかも知れない」

『そんなっ、ミカエル様が』

「仕方ないんだ、人の身で天界に

連れてくるという、禁忌を犯した。

本来なら、その場で罪を課せられる。

ただ、例外が起きたとき

その罪は軽くなる、それが今回だった」

『私のせい?』

「いいや、君のせいではない。

人間として、生まれてきてしまったが

君の魂は、私達とおなじ、こちら側。

本来あるべき、居場所に戻したに過ぎない。

人は、人と違うものに対して

本能的に察してしまう。

君は幼い頃から、苦労をしている

君が背負う、罪悪感じゃない

それは覚えといて」

私の前に、紅茶を差し出して

2人でゆっくり、飲んでいく。

ただ、ウリエル様は毅然としていた。

私は、そのようにはなれない。

家族同然に暮らしている方が

刻然と消えてしまうのは、悲しかった。

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