ミカエルの見舞いへ
天界に戻り、ミカエルが眠ってる
聖域という名の医務室に足を運ぶ。
体調の方は良くなってるのか
ウリエル様の監視の下、読書をしていた。
私の気配に気が付けば、嬉しそうに
ミカエル様が部屋に入るよう、促がす。
ベッドの側に近づけば、額にペシっと
デコピンをされてしまう。
「セリーヌ、魔界に行ったと聞いた。
私の為とはいえ、危険な場所なんだぞ?
ウリエルの授業を聞いてなかったのか?」
『ごめんなさい、でも魔界なら
天界に載ってない、情報とか、欲しくて
無鉄砲に動いてしまって』
「セリーヌ、怒ってるわけではない。
泣きそうに、しないでくれ。
私の為に、動いてくれたことは
とても嬉しい、けれど危険な真似は
2度としないでほしい」
優しい笑顔で、言われてしまう。
頷いたら、頭を優しく撫でられた。
ベッドに腰を掛けて、魔界の景色や
アリスが元気だったことを伝える。
ミカエル様は相槌を打ってくれる。
娘と母というような、会話のように。
『サタンもミカエル様のことを心配して
資料とか、調べてくださって』
「クソ兄が?
そんなことが、起こり得るんだな」
珍しそうに、驚愕の言葉を放つ。
ミカエル様にとって、サタンは
どんな、兄様だったのだろう。
仲は良くなさそうなのは、理解できる。
学園では、ミカエル様が良く
サタンの言葉に噛み付いてたし。
「セリーヌ、ミカエルに休憩してもらおう。
面会の時間は終了だよ。
また、明日、来なさいね」
『はーい』
ウリエル様に静止の声を掛けられる。
無邪気に返事をして、ウリエル様からも
頭を撫でられては、自室に帰っていく。




