舞踏会の会議〜
セラフィム様が空気を入れ替えて
舞踏会の話を聞いていく。
「セリーヌ、舞踏会の事なんだが?
ワルツの練習はしておこう。
ミカエル、練習相手を頼みたい」
「イヤです、今回は断ります」
未だに機嫌が悪い、ミカエル様は拗ねてる。
そっぽを向いて、知らん顔をした。
「ウリエル、ミカエルが役立たずに。
その為、君に任せていいか?」
「お任せください、セリーヌ」
ウリエル様は快く、承諾した。
バタンと扉の音がしたと思えば
ミカエル様が部屋から出て行ってしまった。
「はぁ、まだ、子供だな。
もう何千年と生きてるというのに」
呆れたようすで、ウリエル様が呟く。
気にしなくていいと、私の頭を撫で。
「セリーヌ、衣装はどうしたい?
人間界のドレスにするか。
それとも、天界の衣装で見繕うか」
『なら、天界の衣装が良いです。
今回は休戦と魔界との仲を見せる為なので
魔界の伝統も含めて、合わせたいです』
「分かった、アリスの方にも伝えておこう。
シンクロするように、着飾れば
お互いに仲を深めてるということを
象徴できそうだ、良い案だな」
『はい』
コクっと頷いて、セラフィム様は
私の衣装を決めていく。
「サタンからの方で許可を得たら
セリーヌを呼んで、仕上げるつもりだ。
忙しくなりそうだが、大丈夫か?」
『はい、引き受けた以上は責任を持って
最後まで、やり遂げたいです』
「いい返事だ、ウリエルは残ってくれ。
セリーヌは自室で休むと良い。
私とウリエルでスケジュールを組む」
『セラフィム様は体調を労わってくださいね?
コレでも多忙なんですから』
「あゝ、心配してくれて、ありがとう」
優しい笑みを浮かべ、私に触れる。
そのまま、抱きしめてから
お休みの挨拶をして、退散した。




