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忘れられた神話  作者:
37/72

愛娘を思う、親心

セリーヌの事が心配で通信魔具を使う。

どうやら授業中のようだ。

怒った口調で、私に言えば、体調不良として

授業を欠席してしまった。

「セラフィム様、授業中」

『すまない、時間の差があるようだ』

項垂れては、呆れた表情で許してくれる。

そして、一瞬だけど暗い顔をしてる。

保護者の私としては、見過ごせない。

『セリーヌ、サタンから報告があった。

ドレスアップをしたいから、夜になったら

帰宅をしておいで?』

セリーヌはコクっと頷いた。

そして、安堵の表情を浮かべている。

『セリーヌ、何かあったのかは知らない。

けれども、君の感情は伝わっている。

親子水要らずで、会話をしよう?』

「セラフィム様、はい」

愛娘を見る眼差しで、セリーヌを見る。

誰か、入ってきたようで、遮断をしたが

声だけは聞こえるように、接続した。

「セリーヌ、大丈夫か?」

心配そうにいう、ミカエラの声。

どうやら、本当に体調を崩したようだ。

そのあとに、ミカエルの荒い声が。

「セラフィム様、どうしました?」

『ガブリエル、人間界の様子を』

一緒に事務仕事をしてる、ガブリエルが

心配そうに、声を掛ける。

『セリーヌと支えが、喧嘩をしてる。

どうにか、仲裁したいな』

「そうなんですね、心配しますわ。

でも、治ったようですよ」

どうやらサタンの支え、グシオンが

一時的な仲裁をしてくれたようだ。

ミカエルは、サタンが関わると

周りが見えなくなってしまったりする。

1時帰宅をセリーヌに伝えたのは

ちょうどいい、機会なのかもしれない。

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