ルシファーの提案
首謀者も捕まり、セラフィム様からも
人間界に戻ることを許された。
クラスメイトの皆んなには家庭事情で
休んでいたと、伝えておく。
経緯を知ってるのは、魔界と天界の人。
それと、アリスだけだ。
教会の人の記憶さえも、万が一の為に
記憶を消したらしい。
そして、結界を貼り付けた、私の部屋で
ルシファーが話しだす。
「魔界、天界の手を取り合って
舞踏会を開きたいと考えてる」
「それは、何故だ?」
ウリエル様が冷徹に見据えて、説明を求める。
臆することなく、ルシファーが答える。
「アリス、セリーヌにとって
今が1番、危険だと、我々は考えてる。
アリスは、力を使え始めてるが
セリーヌは未だに、皆無だ。
貴様等が守れるという、自信があるならば
こんな提案はしたくない。
魔界を統治できてない私にも非がある。
2人が、神として、魔王として。
統治できるまでは、共戦が必要だ。
今度こそ、2人が望む、結末にしたい」
ルシファーは真剣に考えて、言葉を発する。
私はコクっと頷いて、ルシファーの前へ行こうと
行動をしたら、ミカエル様が、腕を前にして
静止させて、ルシファーを睨む。
『ミカエル、私は提案を呑みます。
その腕を降ろしなさい』
「ウグッ、はい」
私は腕を握りしめて、力一杯、入れて行く。
そのまま、ウリエル様の方に飛ばした。
『私の平穏を脅かす存在は、誰であろうと
許しはしません、良いですね?』
「はい」
怯えたような顔をして、私を見つめる。
「ミカエル、今は逆らうな。
聖なる神の前だ」
分からない事を言ってるのを無視して
ルシファーの提案を受け入れた。
想定外というような、表情でルシファーは
私を見つめていた。




