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忘れられた神話  作者:
31/72

眠れない夜に

襲撃事件の始末も終えて

犯人が分からないまま、天界で過ごす。

眠れない夜を数日、不安の種の中を

起きては、ガブリエル様に心配される。

「どうした、セリーヌ?」

『寝付けなくて』

「人間界で、色々とあったからな」

私の自室の机で資料の束を整理していた。

襲撃事件があり、体調も著しい

私の夜の見張り番を頼まれ

此処で、仕事をしてることを聞かされた。

ガブリエル様は手を止めては

不安な表情をする私を膝の上に乗せてから

甘やかして、慰めてくれる。

「セラフィムからは、多少は聞いた。

かなり派手に崩壊させたんだな」

『そうみたいなんだけど。

記憶に全く、残ってないの』

「セラフィムからは、聞いてるんだよな?

奥深く眠って居た、君の神の部分が

覚醒して、ヤバかったらしい」

『うん、自分の意識がなくなる時に

とても懐かしい、声を聞いたの。

その時から、記憶がなくって』

「なるほどな」

私の会話を聴きながら、ハーブティーを勧めて

飲んでみれば、リラックス効果のある

ラベンダーティーだった。

「窮屈な生活を強いられるかも知れない。

襲撃事件と事末が分かれば、良いと思ってる。

人間界の後始末も終えれば

自由に動けるように、セラフィムに提案を

してみるつもりだから」

不安そうな表情をしている、私を見て

宥めるように、言い聞かせる。

「決して、君の自由を奪いたくはない。

もう君は人でもあるんだ。

神としての地位に縛られなくても良い。

セリーヌには、たくさんの選択肢を与えたい」

とても優しい眼差しで、私の頭を撫でる。

皆んなに、愛されてることを理解はしてる。

ただ、頼りない自分が、ちょっと不甲斐ない。

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