襲撃の末報告
私とセラフィム様が天界に戻れば
ザワッと騒がしくなった。
そして、私の周りに、代表者が集まる。
いきなり、飛びついて来たのは
メタトロン様だった。
人間のまま、天使になった人だ。
甘えん坊で、ちょっと幼稚で、優しい人。
「セリーヌ、襲われたんだって!?
怪我とかはしてない、大丈夫?」
『うん、大丈夫』
「その事で、緊急会議を開く。
各自の代表者を集めよ」
「了解〜、セラフィム」
人間界で、対処してる人を除いて
会議室に、各代表が集まる。
私の内容なので、セラフィム様の隣の席へ
促されて、ひっそり座る。
「人間界で、悪魔の一味が暴れた。
サタンからの情報提供で、莫大な被害は免れ
人間の被害は、大幅に減った。
狙いは、セリーヌだった」
シンと重苦しい、雰囲気に変わる。
セラフィム様が、経緯を周りに話して。
ウリエル様が、メモを取って対策を思案中。
「人間界では、サタン派が、ミカエルと共に
後始末を行っている」
「あの、サタンが、天界に手を貸すとは」
「魔界も、人間界を巻き込む、抗争は
避けてるのだろう...」
「アリスとセリーヌの近辺を強固したい。
それに、セリーヌは一瞬だが
神としての力を覚醒した。
本人は記憶に残ってないらしい。
神の力は、世界を葬るほどに、強かった。
封印してるとはいえ、驚愕だった」
また、ザワッとしてしまう。
この空気は、嫌いだ。
キュッと、胸が苦しめられて、痛む。
「各自、魔界と連携をしてほしい。
セリーヌ、アリスの魂が、亡くなれば
この世界は、全て消滅してしまう。
余計な、争いを、巻き起こせば
重い処罰は、免れないだろう。
肝に銘じておくように」
セラフィム様は、各代表に釘を刺した。
そして、重苦しい、会議を終えた。




