瞬時の覚醒
意識を取り戻せば、半壊した、建物が。
ドサッと地面に倒れ込むように座ってしまう。
セラフィム様とサタン焦って近づく。
「セリーヌ、大丈夫か?」
「セリーヌなのか、それとも聖なる神か?」
セラフィム様が私の顔を覗き込むようにして
心配そうに瞳を覗く。
「セリーヌのようだ」
セラフィム様の安堵の声。
何があったのか、思い出そうとしても
ズキッと頭が痛んで、仕方がない。
それに、身体も全身が怠くて重い。
「セリーヌ、何があったか覚えてるか?」
『いいえ、セラフィム様。
思い出そうとすれば、頭痛がします。
それに、身体も全身が怠くて重いです』
「魔力の使いすぎか。
サタン、セリーヌを天界に1度、帰らせる。
ミカエルやウリエル、アリスには
療養の為に、一時帰宅と伝えてくれ。
それと、人間界の後始末も頼んだ」
「セラフィムに頼まれる、筋合いはない。
此方も、魔界に報告もある。
だが、できる限りの、補助はしてやる。
貴様等のやった事だ、最低限しか
魔界は手を貸さん、分かったか」
「もちろんだ」
フンっと小馬鹿にするように2人は見合わせて
ニヤリと挑発するような表情をした。
仲が良いのか、悪いのか、わからない。
『セラフィム様、何があったか
やるべき事を終えたら、教えて下さい』
「あまり、教えたくは無いんだが」
「教えてやれ、守ろうとしすぎて
何も教えずに終わらせても
セリーヌ自身は不安だ、保護者なら
もう少し、教えてやれ。
間違ったら、正せば良いだけのこと」
サラッと助っ人をして、言った。
そのまま、学園の方に行っては
臣下達に指揮をとっていた。
ガブリエル様達は、人間界の人々から
記憶を削除したり、そっちに回っていた。




