不穏な情報
演劇の準備が終えて、私達はリハーサル。
私達が作った、オリジナルな神話。
アダムとイブの話だ。
私とサタンが、主役になっていた。
話は、天界と言う、死後の世界から始まり
禁断の果実を食べてしまい
この世界に落とされると言った結末。
その裏に、私達、天界が知る話を混ぜた。
ルシファーの臣下の一味である1人が
人間の2人に悪魔の囁きをする。
ドミニオン様がそれを知って
地に落としたのが始まり。
その前に、天界と魔界が抗争に
入ろうとして、大規模になる前に
ルシファーの臣下が囁いて陥れ
莫大な抗争から、免れた。
それを付け加えた、ストーリーにした。
実際に天界で行われた抗争だが...
神の失脚を企んだ、魔界の何者かに
手を出していた。
未だ、囁いた張本人は見つかってない。
今のところ、未解決事件となってる。
リハーサルが終え、サタンに呼ばれる。
「魔界の方から、連絡が来た。
私の臣下の方で情報が入っている。
人間界で粗相を起こそうとする
悪魔が複数人、考えているようだ。
セラフィムにも伝えてあるが
隠し事は良くないと此方で判断した。
君は神の魂を受け継いでる。
天界は死守したいようだが
君は対等で居たいんだろ?」
裏方の空き教室で、腕を組みながら
壁に背を預けて、私に言う。
コクっと私は肯定した。
『はい、同じように、出来なくても
私は私なりに、皆んなを守りたいので。
たくさん、優しく愛情をくれた人達に
迷惑かけない程度に、対等でありたい』
「分かった、君の意思は確認した。
私達、魔界の方でも、情報は調べておく。
あまり、1人にならないように気を付けて」
優しく頭を撫でられ、強い口調で言われた。
彼なりの優しさと警告だろう。
やる事を終えてる、私はみんなが待ってる
自室に帰っていく。




