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忘れられた神話  作者:
25/72

学芸会の準備〜

セラフィム様が私の所にきて体調やらを

確かめながら、愛でていく。

甘やかされてるなぁと実感はある。

『セラフィム様、私の中にある神の魂。

それと対話することは可能ですか?』

「可能ではあるが、危険だ。

覚悟があるなら構わないが、なぜかな?」

『人間になる前の私が何を思って

この地に生まれ変わったのか知りたいから。

私がなぜ、神の力を封印したのか

捨てたのか、気になるんです』

「そうか、君にとってはかなり残酷な

感情や記憶になると思う。

君の命に関わる事にもなり得る。

少しずつ、対話できるように調整しよう。

夢でなら、会話が出来るかもしれない」

そう言いながら、セラフィム様は

エノク語で呪文を唱える。

ただ、私には聞き取れない微かな声で。

「今日の夜から、対峙できる。

何度も言うけど危険だ、気を付けて」

コクっと私は頷いた。

セラフィム様は仕事に戻っては

ミカエラ様に私は呼ばれる。

「学芸会でやる、衣装合わせなんだけど。

クラスの女子達が呼んで来てって」

『分かった、直ぐに行くね』

周りに怪しまれないようにしながら

返答して、談話室に向かった。

「アダムとイヴの衣装とか

ドミニオンの衣装の打ち合わせなんだけど。

どんな感じが良いかな?」

『うーん、神秘的に見えるような感じかな。

ワンピースのような感じにして』

「分かった、作って見る」

話し合いの結果、白と水色を基調とした

ワンピースのようなドレスが出来た。

あと1ヶ月ぐらいしか準備がない。

焦りはあるけど、みんなも楽しそうだ。

「人間界の服は面白いね。

私達は魔法で、何とかなるけど

全て、手作業でやるのは斬新だ」

『ウリエル、楽しそうだね』

「もちろん、天界にはない知識ベースだ。

習得はしたくなるだろう?」

好奇心いっぱいの、表情で見てきた。

楽しそうで、本当に嬉しい。

私も混ざって、作業をしていった。

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