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忘れられた神話  作者:
11/69

学力テスト「1年生編」

学園の勉強は基本的に簡単だった。

女子に必要な基礎作法、基礎の知識。

そして身を守る術を武術で覚えるだけ。

ウリエルにスパルタと言っても過言では

ない量を頭に叩き込まれていたから。

天界や魔界の知識より安易である。

『セリーヌは首席かぁ、スゴイよ』

『ミカエルもウリエルも私の次に並んで

凄いじゃない、学力テスト。

私はウリエルにスパルタで詰め込まれたし。

プレッシャーが大きかったわよ』

ミカエル様に話しかけられてムスッとした

表情で答えて行く。

背後から視線があり、恐る恐る、振り返る。

威圧してくるような笑顔で私を見てる

ウリエル様が、うん、怖い。

『セリーヌ、アレでスパルタと懸念されたら

困るんだけども、本当のスパルタ授業を

してあげようか?』

『ヒッ、今のままで大丈夫です』

『まぁ、私もミカエルも人間界の言葉は

慣れてないからな首席は難しい。

次は首席を狙うつもりだ。

実力テストを終えたから、ゆっくりと

過ごすと良いよ、偵察に行く』

1年生の最初の行事は学力テスト。

知識がどのくらいあるか、先生達が考えて

次の授業からは個人に合ったものを選択できる

仕組みになっている。

レベルに合った学力でこれからクラス分けが

始まるのだ。

「学力・武力、両方面に才能がある者。

学力だけに才能があるもの。

武力だけに才能があるもの。

両方とも才能はないが、作法が素晴らしい者」

性格面も検査した上でバランス良く

クラス分けがあるらしい。

同じクラスに慣れたら良いなと思う。

結果発表は2週間後となる。

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